角田山

角田山


【日時】 2017年7月1日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】
 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【コース】 五ヶ峠より
【ガイド】 新潟百名山(新潟日報社)

【時間記録】 6:40 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、亀貝IC、R.116、竹野、R.460 経由)=7:35 五ヶ峠〜8:00 発―8:45 浦浜分岐―9:10 角田山―9:33 浦浜分岐―10:17 五ヶ峠=(往路を戻る)=11:35 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。

 活発な前線が移動してきて、梅雨も本番。雨でも歩ける山として、角田山に出かけることにした。手術後の足慣らしと、しばらく歩いていない五ヶ峠コースのGPSでの赤線引きが目的である。
 いつも賑わう五ヶ峠の駐車場も、雨の予報のため、他に車は無かった。朝のコーヒーを飲んでいると、トレランらしき若者が到着して、先に山に向かっていった。幸い雨は止んでいたので、雨具のズボンだけを履いて、長靴で歩きだした。
 最初の急坂を終えると、後は尾根歩きが続く。このコースを歩いてから時間が経っているので記憶が薄れていたが、アップダウンもあって、それなりに体力を消耗した。途中の痩せ尾根からは日本海も見えたが、歩くうちにガスに包まれ、雨粒に打たれるようになった。雨具の上着を着るタイミングを逃し、濡れたTシャツだけで歩くことになった。夏山では良くあることで、これも訓練の一つである。
 浦浜分岐から先は、最近も良く歩いている区間になる。8月のお盆には、キツネノカミソリ見物のために浦浜コースを歩くことが定番になっている。
 角田山の山頂には、本降りの中で到着した。広場に人は見当たらなかったが、小屋には人がいるようであった。休む気にもならず、そのまま引き返した。雨の中の歩きは意外に長く感じた。この日の五ヶ峠からの登山者は、私を含めて4名であり、静かな山を楽しむことができた。

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