八萬部山、高森城址

八萬部山、高森城址


【日時】 2017年3月20日(月) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 西山周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 妙見山・みょうけんやま・70.5m・なし・新潟県
 村岡城跡・むらおかじょうせき・80m・なし・新潟県
 八萬部山・はちまんぶやま・80m・なし・新潟県
 見張り台(金鉢山)・みはりだい(かなばちやま)・100.8m・三等三角点・新潟県
 高森城址・たかもりじょうし・60m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/出雲崎/出雲崎
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:50 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、R.402 経由)=8:05 妙法寺〜8:36 発―9:35 高森城址分岐―9:43 大手口―10:00 高森城址登り口―11:28 見張り台―10:38 高森城址―10:46 搦め手口―11:12 妙法寺=(往路を戻る)=12:50 新潟
 高森城跡は、村岡城跡の北側、鳥崎川を挟んで向かい合う山城である。直江家の家臣高森氏の居城であったという。村岡城跡から高森城跡へのハイキングコースが整備されているが、歩く者は少ない。

 雪割草見物に八萬部山を訪れた際に、村岡城跡脇に高森城址へという標識があるのに目が留まった。体調も充分でないので、軽いハイキングとして歩くことにした。
 高森城址から戻ってくることを考えて、妙法寺の下の駐車場に車を停めた。登山者用駐車場から妙見山への登山道は閉鎖になっていたので、下側にある登山口から登りだした。階段状の道をひと登りして尾根末端の広場に出たが、その先は笹が倒れこむ状態になった。一般的なハイキングコースとしては廃道状態であったが、尾根沿いの道であったので、そのまま進んだ。妙見山下の台地に出ると笹原で、道は判らなくなったが、高まりの左に回り込むと、上がってきた登山道に飛び出して、すぐ先が妙見山であった。
 村岡城跡まで進むと、雪割草も開き始めていたので、撮影モードに入った。完全に開ききらずに丸みを帯びた花弁の花も美しかった。雪割草を見るため、八萬部山にも寄っていくことにした。
 戻ってきて村岡城跡脇の分岐から高森城址への道に進んだ。谷間を下っていくと、田圃脇に出て、ここには大手口と書かれた標識が置かれていた。この先は、鳥崎川を渡ってから集落内を抜けていく必要があって複雑なコースになった。幸い、角々には標識が置かれており、迷うことなく歩くことができた。
 農道を進んで山に突き当たったところには高森城址登山口の標識があり、ここから杉林の中の登りになった。ひと登りすると尾根沿いの歩きが続くようになった。進んでいくと雑木林が広がるようになり、雪割草も現れるようになった。大規模な花園というわけではないが、この一帯での雪割草の分布を知ることができた。
 三角点の置かれた小ピークに出ると、のろし台と書かれた標識が置かれていた。先に進むと鍋かぶり塚があり、その先で大手口への分岐となり、そこからひと下りすると高森城址に出た。看板が置かれていたものの、木立に囲まれていて、休むような場所ではなかった。休むのなら、通り過ぎてきたみはらし台が相応しい。
 大榮寺へのトラバース道を右に分けて尾根沿に下っていくと、搦め手登山口に下り立った。その後は、いささか長く感じられる車道歩きで妙法寺に戻った。

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