重倉山

重倉山


【日時】 2017年2月12日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雪

【山域】 粟ヶ岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 重倉山・しげくらやま・294.9m・二等三角点・新潟県
【コース】 中浦ヒメサユリ森林公園より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:00 新潟=(R.49、茅野山IC、R.403、新津、加茂、R.290、上谷地、中浦 経由)=9:00 中浦ヒメサユリ森林公園〜9:30 発―10:26 重倉山〜10:37 発―11:01 中浦ヒメサユリ森林公園=(往路を戻る)=12:30 新潟
 重倉山は、粟ヶ岳の西山麓にある里山である。麓に「中浦ヒメサユリ森林公園」という、野外レクリエーション施設が設けられ、そのためにハイキングコースとして遊歩道が整備されたようである。

 メキシコ旅行から戻ってから体調を崩しているが、体がなまってしまうのが心配のため、簡単な山歩きに出かけることにした。最近は雪山に登る者も増えて、長靴でのつぼ足登山になってしまう山も多くなっている。スノーシュー歩きを楽しむため、重倉山に出かけることにした。
 加茂を過ぎると、道路にシャーベット状の雪が見られるようになった。中浦の集落では住民が庭先の除雪を行っており、前夜にまとまった積雪があったようである。道路の除雪は、いつものように中浦ヒメサユリ森林公園まで行われていた。
 2月に入って雪もしまりつつあるが、少しでも楽をするため、スノーシューにイクステンションを付けた。晴れ間も見られる空模様で、森林公園の駐車場から重倉山を良く眺めることができた。
 白一色の雪をまとった雪原の中に通じる農道を少し進んでから、棚田が連続する谷間に入る。体調不良であるが、雪の状態も良く、足を進めるのもさほど苦労はしなかった。杉林に入ると雪も締まっており、歩きやすくなった。小ピークとの鞍部に出て、この先は九十九折の林道を辿ることになる。前夜の雪をまとった林が美しい姿を見せていた。
 登りの途中、宝蔵山と粟ヶ岳が姿を現した。粟ヶ岳の山頂に一部であるが雲がかかっており、消えるのを期待したが、この後は黒雲がかかってきてしまった。
 順調に登りを続けて、稜線部に出ると、風が強まって吹雪になってしまった。もうひと歩きで重倉山に到着し、写真を撮っていると、単独行が登ってきた。この山で他の登山者に出会うのは珍し支。雲の切れ間から袴腰山を眺めることができたので、下山に移った。雪山の下りは、快調で、短時間で車に戻ることができた。

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