烏ヶ森山、月山

烏ヶ森山、月山


【日時】 2017年1月8日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴れ

【山域】 津川周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 烏ヶ森山・からすがもりやま・183.4m・四等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/御神楽岳/越後豊川
【コース】 東蒲原広域農道より
【ガイド】 なし

【山域】 津川周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 月山・がっさん・336.5m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/越後豊川
【コース】 小山より
【ガイド】 緑に親しむ新潟県森林浴の森100選(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:35 新潟=(R.49、津川、長木 経由)=7:50 林道跡入口〜7:55 発―8:14 烏ヶ森山―8:30 林道跡入口=(東蒲原広域農道、小山 経由)=8:50 農道入口〜9:08 発―9:38 月山―10:02 農道入口=(小山、東蒲原広域農道、津川、R.49 経由)=11:35 新潟
 烏ヶ森山は、津川の南に広がる常浪川左岸の河岸段丘上の丘である。

 月山は、会越国境の御神楽山の登山口にあたる上川村にある丘陵である。山頂付近には、ブナ林が残って新潟森林浴100選にも選ばれ、ハイキングコースとして整備されている。

 午後からの用事のため、時間のかからない山を登ることにした。酉年の山を続けることにして、津川の烏ヶ森山、合わせて近くの月山を登ることにした。
 烏ヶ森山の麓には東蒲原広域農道が続いているが、雪の状態が判らないので、長木の集落からアプローチした。長木から先は畑の中の一車線道となり、駐車スペースもないので困ったなと思ったが、東蒲原広域農道に出ると、二車線幅で車の走行にも問題の無い状態になった。積雪も無かったので、津川から東蒲原広域農道から入ってくるべきであった。
 烏ヶ森山へは、山頂近くに通じる林道を利用することになる。林道の入口は笹や灌木が伸び放題になっていた。烏ヶ森山には2004年1月12日に登っているが、この時はこれほど荒れてはいなかったと思う。我慢して藪をかき分けて進むと、すぐ先からは藪は薄くなった。山裾に行きあたると、林道は左に方向を変えて緩やかに登っていく。尾根上に出ると、林道跡はさらに続いていたものの、笹の密度も濃くなった。我慢して先に進むと、林道終点の広場だったような烏ヶ森山の山頂に到着した。山頂一帯は、雪によって笹が倒れこんでおり、三角点を探すのも難しい状態であった。山頂標識のようなものが無いか探したが、登山者が残したようなものは無かった。藪漕ぎも下りは楽で、すぐに車に戻ることができた。
 次の月山目指して東蒲原広域農道を進むと、小山に向かって県道を曲がる交差点に出ることができた。月山には、こころのところ雪山シーズン初めのスノーシュー歩きで訪れているが、小山の集落奥の除雪終点から先の林道にも雪がうっすらとしかなく、そのまま車を乗り入れることができた。
 登山口へ続く農道入口に車を停めて歩き出した。暖冬ならではの長靴歩きになった。谷間に下ると田んぼが広がっており、右折して谷間を進むと月山の登山道口に到着する。杉林の中を進むと、自然に尾根に乗って急坂になる。階段道を登りきると、雑木林の広がる尾根道になる。冬枯れの木立が広がっているが、やはり雪景色の方が美しい。それでも登るにつれて、一層ではあるものの雪が登山道を覆うようになった。鳥居の広場から先の石段は雪が積もって滑りやすく、固定ロープも握りしめることになった。
 雪道だと大汗かきになるが、なんなく月山の山頂に到着した。山頂のお堂に初参りした。振り返ると真っ白に染まった御神楽岳や鍋倉山を眺めることができたが、木の枝越しで写真撮影スポットとはなっていないのは残念であった。
 来シーズンも年初めの恒例の山として訪れることになるであろうが、やはりスノーシュー歩きを楽しみたいものである。
 
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