鳥坂山、白鳥山

鳥坂山、白鳥山


【日時】 2017年1月3日(火) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雨

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 興屋沢の峰・こうやさわのみね・330m・なし・新潟県
 鳥坂山・とっさかやま・438.5m・三等三角点・新潟県
 白鳥山・しらとりやま・298m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条/中条
【コース】 白鳥公園(追分)コース
【ガイド】 新新潟ファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】 7:50 新潟=(R.7、中条 経由)=8:43 白鳥公園〜8:50 発―9:20 稜線分岐―9:35 興屋沢の峰― 9:58 鳥坂山〜10:05 発―10:25 興屋沢の峰―10:36 稜線分岐―10:41 白鳥山―10:46 稜線分岐―11:10 白鳥公園=(往路を戻る)=12:15 新潟
 白鳥山と鳥坂山は、日本一のミニ山脈と呼ばれて親しまれている櫛形山脈の北端の山である。縦走路を初め、これらの山を中心にした登山道が何本も開かれている。

 酉年第二弾の山として、鳥坂山と白鳥山を登ることにした。鳥坂山は、正月に二度登っているが、雪がある時は宮ノ入コースから白鳥山経由で登るのが良いが、今年はまだ雪がない。2007年1月2日にほとんど雪が無かった時は胎内観音コースから登り、黒中コースを下った。今回は、白鳥山も訪れるため、白鳥公園(追分)コースから登ることにした。
 暖冬であった2007年の山行を振り返ると、新潟平野周辺の低山では2月に入っても雪が無く、スノーシュー歩きのためには、遠出する必要があった。今年も、同じような暖冬のまま経過するのだろうか。
 雪が全くないため、急坂を上った先にある白鳥公園の駐車場まで車を進めることができた。雪がある場合は、坂下にある第二駐車場から歩きだす必要がある。
 駐車場からは、沢沿いと公園経由の二通りの道があるが、まずは沢沿いの登山道から歩きだした。登山道に湧き水が流れ込んでぐずぐずの道になっていた。長靴歩きなので、気にはならないが、公園経由の道の方が、登山道の状態は良い。ただ、ひと登りで公園からの道が合わさるので、どちらから登ろうかとそれほど迷うこともない。
 急斜面に付けられた登山道は、斜上しながら直線的に続いている。傾斜もきつく、息が上がってきた。北に向かって落ち込む枝尾根に出ると、尾根沿いの登りに変わるが、急な登りはさらに続く。階段状に整備されているが、段差が大きくて歩幅が合わず、余計に体力を必要とした。トラバースと急登があるので、このコースは本格的に雪がある時の登りには向いていない。
 大岩の間をすり抜けると洞穴があり、そこからはひと登りで、稜線上の分岐に出る。右折すれば白鳥山であるが、まず鳥坂山に向かった。笹原の中の道は、濡れ落ち葉と泥で滑りやすくなっていた。年末からの登山者も多かったようである。
 中継基地の並ぶ興屋沢の峰からは一旦下った後に、鳥坂山への登りになる。岩尾根となり、ロープも掛けられているが、ステップも多いので、つぼ足で登るのに問題は無いが、スノーシュー歩きとなると雪の下の岩がひかかって苦労する所である。
 急坂を終えると肩に出るが、山頂まではもうひと歩きする必要がある。山頂近くなっても、雪は無かった。鳥坂山は、お正月にもかかわらず、誰もいない静かな山頂であった。この日は雨が断続的に降っていたが、山頂で休んでいると薄日がさしてきた。同時に、遠くで雷の音がしていた。
 下りは泥道に足を滑らせないように注意する必要があった。分岐からは、白鳥山に向かった。堀切を越していくと、東屋の立つ白鳥山に到着。干支の山を二つ訪れたことに満足して、山を下った。

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