鳥屋山、堂峰山

鳥屋山、堂峰山


【日時】 2017年1月2日(月) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 北会津
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 鳥屋山・とやさん・586.6m・一等三角点補点・福島県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/野沢/野沢
【コース】 別茶屋より
【ガイド】 分県登山ガイド「福島県の山」(山と渓谷社)

【山域】 北会津
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 堂峰山・どうみねやま・332.4m・三等三角点・福島県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/喜多方/喜多方西部
【コース】 森林スポーツ公園より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:45 新潟=(R.49 経由)=8:15 別茶屋登山口〜8:40 発―9:30 鳥屋山〜9:40 発―10:14 別茶屋=(R.49、束松、山都 経由)=10:48 森林スポーツ公園駐車場―11:06 堂峰山―11:14 林道―11:18 三ツ合山―11:27 森林スポーツ公園=(山都、尾登、西会津、R.48 経由)=14:45 新潟
 鳥屋山は、磐越道西会津ICの北の阿賀野川左岸にある里山である。一等三角点が置かれ、山頂は木立に囲まれているが付近からは飯豊や磐梯山の眺めが広がっている。漆窪から始まる登山道沿いにはカタクリの群落が広がっており、4月中旬頃にお花畑を楽しむことができる。

 堂峰山は、飯豊連峰の入口の山都において森林スポーツ公園として遊歩道が整備されている山である。

 昨年の歩き始めは、西会津の鳥屋山であったが、干支の酉にちなんで、今年も初歩きとして出かけることにした。新潟・福島の県境近くになっても、道路脇の斜面の雪は少なく、茶色の地肌が見えていた。道路上の雪もないことから、快調に車を進めて別茶屋に到着した。いつもだと、国道から軽井沢への道の入口から歩きだすのだが、雪はほとんどないため、先に進んで正規の登山口から歩きだすことにした。
 登山口周辺の雪は無かったが、山頂付近で雪が多くなることを期待してスノーシューを背負っていくことにした。実際には、期待は外れて、長靴で充分な状態であった。
 登山口から雪の無い道が続き、尾根の末端部に出て、ようやく断片的な雪も現れてきた。雪の上に足跡が付けられており、前日に登った者がいたようである。数回カーブを切ると、尾根沿いの直線的な登りになる。これまでのスノーシュー歩きでは、降雪直後のラッセルで散々汗を流されたこともあったが、この日は、夏道とは変わらない歩きになった。
 右に少しコースを変えて水場の脇を過ぎると、山頂を見上げながらの歩きになる。左方向に斜めに登っていくと、漆窪方面からの登山道が合わさる分岐に出る。右折してもうひと登りすると、鳥屋山の山頂に到着した。山頂でも雪は10センチ以下で、スノーシューは、お荷物に終わった。
 霧がかかって、展望は全く閉ざされていた。山頂の看板を見ると、小さな数字板を変えることによって日付表示ができるようになっていた。平成29年1月1日になっていたのは、前日の登山者の手によるもののようである。今日の日付の2日に数字を変えて写真を撮った。
 下山は、中途半端な雪のため、泥斜面で滑りやすくなっていた。この山の下りに関しては、スノーシュー歩きの方が楽しめる。ともあれ、酉年の歩きはじめを行うことができた。
 鳥屋山は、予想外に早く終わってしまったので、近くの堂峰山を歩くことにした。堂峰山は、2006年11月に歩いているが、かなり時間が経っている。飯豊により近い山都周辺の雪の状態を確かめることも目的の一つであった。
 登山口の森林スポーツ公園に到着したものの、雪はほとんど無かった。飯豊に近くなったものの、標高が下がったため、雪が少なくなってしまったようだ。駐車場の前の管理棟脇の案内板をまず確認した。いいでの道を登り、みはらしの道から下ってくることにした。
 駐車場から車道を戻り、野球のグランドの東側からいいでの道に進んだ。丸太の階段道が続いた。ひと汗かいて急坂を上り切ると、その先でベンチが置かれ、三角点も置かれている堂峰山の山頂に到着した。山頂を越した先の尾根沿いには送電線の鉄塔が置かれているが、遊歩道はその手前で下りに転じた。九十九折の道を下っていくと車道に出るが、すぐ脇からゆとりの道といっき坂が始まっている。いっき坂に進んだが、ひと登りで東屋の置かれた小ピークに出ることができた。このピークは、三叉路になっていることから三ツ合山と呼ばれるようである。駐車場へはみはらしの道に進んだ。細尾根であるが、遊歩道の周りには木立が広がっているため、みはらしが良いようではなかった。一気に下っていくと、グランド脇の溜池の畔に下り立ち、一周が終わった。

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