秋取山

秋取山


【日時】 2016年12月23日(金) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 五頭連峰
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 秋取山・あきとりやま・298m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/出湯
【コース】 五頭山麓県民いこいの森より
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:30 新潟=(R.49、水原、出湯、R.290 経由)=9:10 五頭山麓県民いこいの森駐車場〜9:30 発―9:40 少年自然の家登山口―10:01 尾根上―10:14 見晴らし(ポイント2)―10:36 五頭山麓県民いこいの森駐車場=(往路を戻る)=11:20 新潟
 秋取山は、五頭山塊の松平山から山葵山を経て西に延びる尾根の終点付近にある山である。山麓には新潟薬科大学附属薬用植物園がある。遊歩道が山頂近くを通過しており、僅かなヤブコギで山頂に登ることができる。

 三連休であるが、日本海を低気圧が発達しながら通過し、金曜日はフェーン現象で気温は高くなり強風が吹いた。このおかげで、糸魚川で大火が起きてしまった。
 金曜日の朝は強風が吹いていたので、とりあえず近場の山ということで秋葉山を歩くことにした。秋葉山は、スノーシュー歩きで度々登っているが、少年自然の家登山口からの遊歩道を忠実に歩いてはいない。まだ雪山になっていないはずなので、遊歩道の状態を確かめるために歩くことにした。
 車で移動中、五頭山塊に黒雲がかかってきて、五頭山麓県民いこいの森駐車場に到着した時は本降りの雨になり、しばらく様子見になった。この日は雲が流れて、雨が降ったり止んだりの状態であった。コーヒーを飲み終わると雨は止んだので歩きだした。
 少年自然の家登山口までは車道も通じているが、五頭山麓県民いこいの森の遊歩道を歩くことにした。沢沿いと車道近くの二本の遊歩道が並行して整備されていた。少年自然の家の前で車道に出て、秋取山遊歩道に進んだ。
 すぐ先で薬用植物園への道を左に分けてひと登りすると、枝尾根を乗り越して沢に向かっての下りになる。冬山ルートとしては、尾根上に向かって登ることになるが、今回は遊歩道をそのまま辿った。沢岸に出た後は、左岸沿いの歩きが続いた。秋取山の遊歩道は地形図にも破線で記されているが、それよりも沢に近い所に遊歩道が続いていた。右岸に移った後は、谷間をそのまま上がっていくことになった。九十九折道になると、ひと登りで雪山ルートになっている山葵山に続く尾根上に出た。
 遊歩道は、尾根を横断してトラバース道になる。秋取山との鞍部に出たところで、いつもなら秋取山の山頂を目指すのだが、雨が降っていた。ずぶ濡れ必死の藪漕ぎを避けるため、山頂は踏まずにそのまま遊歩道を進んだ。新しく山頂への道が整備されていないかと思ったが、それも見つからずに、西側の尾根に出てしまった。
 その先でフクロウ像の置かれた広場に出る。周囲の木立も延びてきており、見晴らしは無くなっていた。広場から尾根沿いに下っていくと、急な下りが始まる。以前は、左の窪地に進んでから尾根に戻るような道が付けられていたと思うのだが、尾根沿いにまっすぐ下る道が延びていた。階段には、新しい丸太が取り付けられており、整備の手が加えられていた。
 下りきると薬用植物園で、これを通り抜けると、駐車場近くに出ることができた。
 秋取山は、遊歩道も整備されて、軽い登山に良いコースであるが、山頂への道が無いことが残念である。

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