五頭山

五頭山


【日時】 2016年8月20日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 五頭山・ごずさん・912.5m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/ 出湯
【コース】 五頭高原スキー場跡より周遊
【ガイド】 周遊コースについてはなし

【時間記録】 6:25 新潟発=(R.49、水原、R.290、村杉温泉 経由)=7:05 スキー場跡駐車場〜7:29 発―7:39 五頭スキー場跡登山口―8:17 尾根上―8:41 出湯温泉分岐―9:06 赤安山分岐―9:29 五ノ峰―9:42 三ノ峰分岐―10:01 前一ノ峰―10:14 五頭山―10:28 前一ノ峰〜10:50 発―11:04 三ノ峰分岐―11:30 長助清水入口―12:12 どんぐりの森登山口―12:26 スキー場跡駐車場=(往路を戻る)=13:30 新潟
 五頭連峰は、新潟平野の縁に連なる飯豊連峰の前衛の山である。新潟市に近いことから、日帰り登山の山として親しまれている。連峰中央部の五頭山は、各方面から登山道が開かれ、最も親しまれている山になっている。五頭山は、五つの峰が並んでいることからいつむりと呼ばれていたのが、ごづに変化したという。信仰の山でもあり、それぞれの峰に石仏が祭られている。

 台風の接近により、太平洋側は雨の予報。遠出は諦めて、近場の五頭山に出かけた。村杉温泉奥の旧スキー場跡の駐車場に到着してみると、三台の車が停まっているだけであった。暑い中とあって、登山者も少ないのかなと思ってここから歩きだしたが、スキー場コース入口付近の路肩スペースは車で埋まっていた。2010年11月以来のことで、ここまでの林道歩きはもう少し短いと思っていたのだが、ここまで車で入っておくべきであった。少し手前の空き地はあいていた。
 登りはスキー場コースを使うことにした。良く整備されて歩きやすい登山道であるが、朝から気温も上がっており、大汗かきの登山になった。快適な登山とはいえず、猛暑の中での訓練山行と考えることにした。夕方のニュースでは、新潟市は1時頃に35.9度の気温になったという。
 スキー場跡も植林が進んで、すっかり跡が判らなくなってきている。扇山との稜線分岐まで登ると、後は小ピークを乗り越えながらの歩きになる。ブナの木立も広がって、少しは暑さが和らいだ。出湯コースが合わさると、その先の登山道は雨水で削られて、段差ができているところも現れるようになった。ただ、丸太階段やロープが張られており、整備の手は充分加えられている。赤安山コースが合わさると、もうひと頑張りになる。
 迫ってきたピークに向かって登りを続け、左に分かれる登山道に進むと五ノ峰に到着した。砂地の広場に岩が点在して気持ちの良いピークである。遠望がきいており、日本海と粟島の眺めが特に印象的であった。
 この先は、四ノ峰から各ピークを踏んでいき、前一ノ峰まではもうひと頑張りする必要がある。前一ノ峰からは、飯豊連峰の眺めも広がって、五頭連峰の中でも好きな場所ではあるが、この日は高いピークには雲がかかっていた。接近する台風が影響しているようであった。
 五頭山まで足を延ばした後、前一ノ峰に戻ったところで大休止にした。いつもは満杯状態になる前一ノ峰ではあるが、この日は数人が通りすぎるだけであった。
 下りは、三ノ峰からどんぐりの森へと下った。良く整備されているコースであるが、いつもになく、疲れた。やはり暑さが堪えているようであった。途中ですれ違った登りの登山者も、皆辛そうにしていた。
 このような日は、クーラーの効いた部屋にいた方が快適だとは思うが、これも訓練である。

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