朴坂山

朴坂山


【日時】 2016年6月5日(日)
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り 

【山域】 朴坂山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 朴坂山・ほうざかやま・438.2m・一等三角点本点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条、小国/坂町、越後下関
【コース】 朴坂より
【ガイド】 分県登山ガイド「新潟県の山」(山と渓谷社)、新・新潟ファミリー登山(新潟日報社)

【時間記録】 6:35 新潟=(R.7、十文字、R.113、R.290 経由)=7:55 朴坂〜8:10 発―8:47 林道分岐―9:20 縦走路分岐―9:37 朴坂山〜9:50 発―10:02 縦走路分岐―10:28 林道分岐―10:54 朴坂=(往路を戻る)=12:10 新潟
 日本海の海岸平野部と荒川と女川の間に挟まれた一帯には、標高200〜400m程度の山塊が広がり、朴坂山塊と呼ばれる。その中では、盟主ともいえる朴坂山は、一等三角点も置かれ、登山者にも知られている。

 西の方から梅雨入りになっており、新潟もどんより雲が垂れこんだ曇り空が広がった。来週の海外旅行の準備のために、山登りも軽く終えることにして、朴坂山に出かけることにした。最近は、薬師山から要害山への縦走の途中に登るばかりになって、メインの登山口の朴坂から先回登ったのは2005年8月で、かなりの時間が経っている。
 しばらくぶりで、女川橋を渡ってから朴坂の集落に入ったが、集落内を通らずに朴坂橋のたもとに出る道が整備されていた。橋のたもとから朴坂山林道登山口林道という標識が置かれており、周辺に駐車スペースがあったので、ここから歩きだすことにした。
 集落内に入ると、朴坂山の絵看板がおいてあり、その脇から細い林道に進む。坂をひと登りすると朴坂神社があり、そこから登山道に変わる。登山道は、左へと沢を巻きながら緩やかに登っていくことになる。杉林に囲まれて陰気な道で、歩いていてもあまり面白くない。
 細い流れの沢を越すと尾根上に出て、ここが林道コースになる脇ノ沢林道との分岐になる。以前は無かった林道登山口と書かれた標識も置かれるようになっていた。この先は、尾根沿いの急な登りが続くようになる。ロープも張られており、上りはともかく、下りは泥斜面が滑りやすいためこれに頼ることになった。一旦平地が現れて、急登も終わりかと思ってしまうが、さらに急登は続いた。
 大汗をかいて縦走路分岐に出ると、後は緩やかな尾根歩きになる、朴坂山の山頂は、稜線から脇に入った先の広場で、一等三角点とお堂が置かれている。40m先に展望台が設けられているが、雲が垂れこめて、朴坂周辺の集落は見下ろすことはできるものの、山の眺めは完全に隠されていた。梅雨を思わせる蒸し暑さであったが、吹き抜ける風は心地良かった。
 下山は、分岐から脇ノ沢林道に下った。入る車もいないようで、林道の中央部の草は延びていた。この林道のゲートは、入口近くにあるため、山菜採りも利用できない。
 午前中で終わった山歩きであったが、体力維持には充分な汗をかいた。

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