大峰山、櫛形山

大峰山から櫛形山


【日時】 2016年4月16日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 大峰山・おおみねやま・399.5m・三等三角点・新潟県
 櫛形山・くしがたやま・568.0m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条、新発田/中条、菅谷
【コース】 登り:寺沢林道 下り:法印瀑コース
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:25 新潟=(R.7 経由)=7:05 貝屋駐車場 〜7:35 発―8:03 林道終点―8:38 展望台地―8:49 大峰山―9:51 法印瀑分岐―10:25 櫛形山〜―10:51 法印瀑分岐〜11:10 発―12:09 法印瀑入口―12:29 貝屋駐車場=(往路を戻る)=13:40 新潟
 北は胎内川、南は加治川の間のおよそ13kmにわたって、日本海の海岸線に沿って広がる櫛形山脈は、日帰りハイキングの山として親しまれている。大峰山は、その南部の中心ともいえるピークであり、山頂手前には山小屋があることから、冬季も登られている。櫛形山は、山脈の最高峰で盟主の立場にあるが、ハイカーの人気では、大峰山に負けている。櫛形山の山頂付近には美しいブナ林が広がっており、日帰りの山としてもっと歩かれて良い山である。

 インドネシア旅行から戻ってきたばかりで疲れも残っているので、近場の山で済ますことにした。季節も巡って、いよいよカタクリも終盤。昨年の4月19日に歩いてカタクリを楽しんだ大峰山から櫛形山へのコースを歩くことにした。
 早起きが続いた海外旅行のために早めに目が覚めたので、そのまま家を出た。貝屋の駐車場に入ると、停まっている車は一台のみであった。法印瀑コースから下山するのでなければ、桜公園入口の駐車場まで進んだ方が良いが、下山時にはこの駐車場はほぼ満杯になっていた。最初は林道歩きであるが、傾斜もあって結構草臥れる。
 林道終点部から登山道に進むと、かえって歩きやすくなる。杉林の中を緩やかに登っていくと、橡平サクラ樹林の展望台に出るが、ピンクの花を付けた木はまばらで、満開はもう少し先であった。その先で九十九折の道になるが、登山道脇にカタクリの花が咲き、写真を撮りながらの歩きになった。遅い時期に花が満開になっているのは、谷間の斜面であるため、遅くまで雪が残っているためであろう。
 見晴らしに出ても、他の登山者は見当たらなかった。昨年とほぼ同じ時期なのだが、昨年はもう少し人が多かった気がする。大峰山は、先もまだ長いことからそのまま通過。この先は、小さなアップダウンが続き、結構体力を使う。所々で現れるカタクリが安らぎになった。花を開いた桜も現れた。新緑もまぶしくなってきていた。
 法印瀑分岐にやってきて、櫛形山までもうひと頑張りすることになった。この先、ピークの上り下りが続き、行きも帰りも体力を使う。最後に緑に染まり始めたブナ林をひと登りすると櫛形山の山頂に到着した。たっぷりと雪をまとった飯豊連峰や二王子岳の眺めが広がっていた。
 分岐まで戻ってから法印瀑コースへと下った。このコースもカタクリやオオバキスミレが満開のお花畑状態で楽しむことができた。さらにミヤマカタバミやアズマシロカネソウも見られ、この時期は花の谷といってよい。杉林の広がる斜面から谷間に下り、砂防ダム脇に出た後にもうひと頑張りすると林道に出て、後は車道歩きを頑張ることになった。

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