西山

西山


【日時】 2016年2月27日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 朴坂山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 西山・にしやま・314.0m・四等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/小国/越後下関
【コース】 桃川峠より往復
【ガイド】 無し

【時間記録】 6:40 新潟=(R.7、R.345、十文字、R.113、高田橋、R.290 経由)=8:10 森林管理道・木堀線入口〜8:40 発―10:10 西山〜10:20 発―11:20 森林管理道・木堀線入口=(往路を戻る)=12:50 新潟
 西山は、朴坂山から北に延びて桃川峠に至る村上市と関川村の境界線上にあるピークである。地形図には山名は記載されておらず、点名に見られるだけだが、要害山から朴坂山に至る登山道沿いに西山切通しという地名が表示されている。

 以前西山を登ろうとした際、降雪直後であったため、除雪中ということもあって駐車スペースが無かったことから諦めたことがあった。今回は課題を片付けるために出かけた。
 西山へのルートとしては、桃川峠からとその北にある林道からの可能性がある。桃川峠を通る国道290号線は交通量が多いため、路肩駐車というわけにはいかない。桃川峠は駐車スペースがないため先に進むと、林道入口が除雪スペースになっていた。車を停めることができ、ここから歩きだすことにした。林道入口には、森林管理道・木堀線と書かれた標柱が置かれていた。
 車脇でスノーシューを履いて林道に進んだ。雪もようやく締まって、歩きやすくなっていた。送電線の下を過ぎた先で、林道は二手に分かれ、地図を確認して左の林道に進んだ。左側には町界尾根が走っているが、間に沢が走っているため、林道の右側の尾根を使うことになる。
 林道終点近くの杉林が登りやすそうであったため、ここから取り付くことにした。枝尾根に乗ってからひと登りすると180m点で尾根上に出た。この先は沢の源頭部を巻くように尾根を進み、町界尾根との合流点を目指すことになった。小さなピークの乗り越しはあったものの、歩きやすい尾根であった。
 町界尾根に出た先に地図では読み取れないピークがあり、ここからは一旦下りになった。鞍部から先は西山の山頂目指しての急な登りになっていた。地図を見ると、左右のどちらかに逃げた方が西山の山頂から南北に落ち込む尾根に上がりやすそうであった。地図を見て登りやすそうな右手に進んだ。少し下ると杉林の台地に出たが、沢が堀り込まれており、渡るために少し大回りになった。尾根上へは比較的傾斜の緩い斜面が広がっていた。尾根上に出てからひと登りすると西山の山頂に到着した。残念ながら西山の山頂は木立に囲まれて、展望は閉ざされていた。尾根上の通過点といった感じであった。
 腰を下ろして休む気にもなれず、ひと息ついて下山に移った。町界尾根を下ろうかと思ったものの、来た道を戻ることにした。

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