城山

城山


【日時】 2016年2月6日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 川内山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 城山・じょうやま・295.8m・四等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/御神楽岳/越後豊川
【コース】 栃堀より
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:15 新潟=(R.49、津川、上川 経由)=8:05 栃堀〜9:10 発―10:47 城山〜11:08 発―12:19 栃堀=(往路を戻る)=14:20 新潟
 城山は、県道室谷津川線で、御番沢川を渡った先の栃堀の集落の背後にたたずむ里山である。山城があったようであるが、詳細は不明である。山頂には杉の大木があり、南の台地には湿原が広がっている。

 天気がぱっとせず、雪の状態も悪そうとなると、定番の山を選ぶことになる。ということで、津川の奥の栃堀・城山に出かけることにした。昨晩は、雨から雪に変わったようで、道路脇には新雪が積もっていた。
 いつものように栃堀の神社前の空き地に車を停めた。梢から雪解けの滴が落ちてきて、雨が降っているような状態になっていた。一段高い所にある神社までは階段が続いているので、そこまで上がってからスノーシューを履くつもりで登り始めたが、股まで潜る状態で、坂の途中でスノーシューを履いた。スノーシューを履くと、難なく登ることができ、道具の威力に改めて感服した。
 社殿の背後は急斜面なので、少し左に移動して登りにかかった。ひと登りすると雪原になった台地に出るが、ここからが難しい。藪を避け、雪の締まった杉林の中を進むと、コースを外れて北に大きく逸れることになった。地形も、尾根の張り出しや窪地があって複雑で、少し油断すると逸れることになる。このコースはGPSや地図読みの練習には向いている。特に城山の南にある谷内に出るには、山頂とは逆の南寄りにコースを変えるために、余計に方向感覚が失われるようである。
 GPSを見ながらコースを修正しながら歩いていくと、山道跡に出て、左に沢を見下ろしながら進んでいくと、谷地に出ることができた。谷地は白い雪原になり、その中央部に小さな池があり、その向こうに城山が山頂を見せていた。この眺めが好きで、毎年のように城山にきている。
 雪原を横断して杉林に入り、南の鞍部を目指す。鞍部からひと登りする所までは杉林であるが、その上はナラの雑木林になる。白く染まった林を見ながら登っていくと、一本の杉の大木が立つ城山の山頂に到着した。山頂からは、常浪川を見下ろすことができ、月山が見え隠れしていた。低山ではあるが、登ってきた汗を報いるだけの眺めはある。
 ひと休みの後、再び谷地に戻ってから来た道を戻った。帰りもコースの修正にミスをして、引き返す場面もあった。今日は、いつもよりコース判断がうまくいかなかった。

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