重倉山

重倉山


【日時】 2016年1月31日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 粟ヶ岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 重倉山・しげくらやま・294.9m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【コース】 中浦ヒメサユリ森林公園より
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:15 新潟=(R.49、茅野山IC、R.403、新津、加茂、R.290、上谷地、中浦 経由)=8:35 中浦ヒメサユリ森林公園〜9:03 発―10:05 重倉山―11:11 中浦ヒメサユリ森林公園=(往路を戻る)=12:50 新潟
 重倉山は、粟ヶ岳の西山麓にある里山である。麓に「中浦ヒメサユリ森林公園」という、野外レクリエーション施設が設けられ、そのためにハイキングコースとして遊歩道が整備されたようである。

 スリランカ旅行から戻ったすぐ後に大雪で雪かきを行い、その疲れも消えないうちにこの週末を迎えた。旅行中のブランクと今回の大雪のおかげで、山の雪の状態が判らず、とりあえず定番の雪山ということで重倉山に出かけることにした。
 路肩の雪も落ち着いた状態で、問題なく車を運転することができた。中浦の集落から先の中浦ヒメサユリ森林公園までの車道も、道幅が狭まっているものの除雪が行われていた。雪の季節に公園の利用者がいるとは思えないのだが、なぜか除雪が行われているのは、雪山歩きには都合が良い。
 車道上でスノーシューを付けて、まずは除雪終点部の小山を乗り越えることになった。その先はまっさらな雪原が広がっていた。しばらくは棚田脇の歩きが続くが雪も深く、体力の必要な歩きになった。柔らかい湿雪が積もっており、スノーシューの延長板を付けても膝近くまで潜る状態であった。
 山裾の杉林に入ると雪もしまって歩きやすくなった。杉林を抜けると、その先は九十九折の林道歩きになる。木の枝が倒れこんで、枝を起こしたり、くぐったりする必要があった。田圃脇ほどではないものの、足が取られる登りで汗が噴き出てきた。曇り空で展望は閉ざされていた。
 北の台地に出ると、南に方向を変えてほぼ平坦な歩きになる。ひと歩きで到着した重倉山の山頂は、皇太子御成婚記念の標柱の頭が出ており、昨年よりは雪は少なかった。
 雲が流れて袴腰山の尖った山頂が見え隠れしていたが、粟ヶ岳方面は見えなかった。
 下山は、林道をそのまま下ってもつまらないので、昨年と同じく、北側の尾根を下ることにした。北の台地から北に延びる尾根には送電線の巡視路が続いており、地図の林道に続いているようである。加茂市と三条市の境界尾根を下っても良さそうであるが、これは次回の課題として、今回は昨年と同じ手前の尾根を下ることにした。このコースは木立の間隔も開いて歩きやすいが、地形は複雑で思ったコースをとることは難しい。右へ方向を変えるという意識が強すぎて、少し手前で谷に下り立ってしまった。
 田圃脇に出てからは、最初のトレースに戻るまで短いがきつい歩きになった。

山行目次に戻る
表紙に戻る