小枕山

小枕山


【日時】 2015年10月31日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 朝日連峰周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 小枕山・こまくらやま・三等三角点・837.5m・山形県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/手ノ子/五味沢
【コース】 おぐに白い郷土の森より
【ガイド】 山と渓谷2001年9月号

【時間記録】 7:00 新潟発=(R.7、三日市、R.290、大島、R.113、小国、五味沢 経由)=9:40 おぐに白い郷土の森入口〜10:05 発―10:21 ABCコース分岐―10:49 ACコース分岐―11:18 小枕山〜11:25 発―11:58 ACコース分岐―12:27 ABCコース分岐―12:45 おぐに白い郷土の森入口=(往路を戻る)=16:00 新潟
 小枕山は、朝日連峰の祝瓶山の南にあるピークである。山麓の在所平一帯は「おぐに白い郷土の森」として、ブナの森の中に森林浴遊歩道が設けられている。

 中国から戻って登山再開となったが、紅葉も終盤にさしかかっているようである。ただ、週末は雨の予報が出てしまった。雨の中でも歩ける山として、朝日連峰の端山である小枕山に出かけることにした。
 荒川沿いの国道を走ると、周囲の山肌もかなり色づいていた。小国から五味沢に向かい、出戸から大規模林道小国・真室川線に進む。この林道は、11月に入るとゲートが下ろされて冬季閉鎖になるが、閉鎖日時についてはまだ掲示されていなかった。カーブを交えながら一気に高度を上げていく道が続いたが、周囲の紅葉も美しいため、車を停めて撮影しながらのドライブになった。小枕山トンネルを過ぎると、その先から道は細くなって草が倒れこむようになったが、車の走行には問題はなかった。高度を一気に下げると、おぐに白い郷土の森の入口に到着する。キノコ採りのものなのか一台の車が停まっていた。
 雨が断続的に降る状態であったので、少し様子見をしてから歩きだした。紅葉の中を歩く状態になった。道は良く整備されており、雨の中でも歩くのに問題はない。小雨の中の歩きのため、防水カメラの出番になった。
 ABCコース分岐に出て、いつものように左手のCコースに進んだ。大きく円を描くように歩いていくと、沢沿いのBコースが合流し、さらに歩いていくとACコース分岐に出る。この周辺にはブナの大木が並んでいる。そこからひと登りで尾根上に出ると、遊歩道はここまでとなり、この先の登山道は、やや荒れた状態になる。この尾根沿いの紅葉は美しいのだが、今回はすでに終わっていた。小枕山は、紅葉の時期が山頂部から麓にかけて違っているので、紅葉見物には都合が良い。  急な尾根をひと登りして到着するのは尾根の張り出しの偽ピークで、もうひと頑張りする必要がある。二か所にロープの掛かる滑りやすい急斜面を越すと、小枕山の山頂に到着した。雨も止んで、山頂を霧が流れすぎていた。誰もいない山頂でひと息ついた。小枕山は、ブナ林の紅葉を楽しめる山であるが、あまり知られておらず静かな山を楽しむことができる。
 ロープの助けもかりて急斜面を下り、遊歩道に戻ってからは、雨も止んだことからデジカメ一眼を首に下げて、写真を撮りながらの歩きになった。Aコースを辿って一周してから車に戻った。

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