赤崎山

赤崎山


【日時】 2015年10月10日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 飯豊連峰周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 赤崎山・あかさきやま・371.9m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/津川
【コース】 レイクサイト角神駐車場より赤湯登山コース・サイノカミ峠登山コース周回
【ガイド】 新・にいがた花の山旅(新潟日報事業社)

【時間記録】 7:00 新潟=(R.49、津川、R.459 経由)=8:20 レイクサイト角神駐車場〜8:45 発―9:27 林道―10:10 赤崎山〜10:32 発―11:12 サイノカミ峠登山口―11:32 レイクサイト角神駐車場=(往路を戻る)=13:10 新潟
 阿賀野川は、津川の手前で赤崎山にぶつかって大きく東に向きを変え、この山を半周して再び西の日本海に向かって流れていく。赤碕山は、現在では山頂直下まで林道が上がってきており、山頂付近は公園として整備されてしまっているが、阿賀野川へ落ち込む岩壁をめぐらした山頂は、会越国境の山々、さらに飯豊連峰の好展望台になっている。

 体育の日がらみの三連休であるが、三日目から中国・九寨溝にいくため、土曜日に簡単な山を登って終えることにした。新しいGPSの能力を知るため、崖際の道が続く赤崎山に出かけることにした。
 天気予報に反して、途中で雨が降ってきたが、レイクサイト角神駐車場に到着した時には止んでいた。雨雲が薄くなるのを待った歩き出した。
 赤湯温泉登山口から歩き出したが、夏草が茂っていて、初めてだと進むのを躊躇する状態であった。崖際のへつり道が続くので、草に隠された路肩を踏み外さないように注意が必要であった。それでも奥に進むと、道の状態は良くなった。
 パイプ製の橋を渡ると杉林の中の登りになる。下生えは少なく、杉の落ち葉で登山道を見失わない注意が必要であるものの歩きやすくなった。GPSの衛星受信状態も安定しており、実際の登山道と地形図の破線と一致していることが確認できた。ひと登りすると送電線巡視路が分かれ、その先で急坂をひと登りすると、雑木林の緩やかな登りに変わった。
 緩やかに登っていくと林道に飛び出して、後は林道歩きが続く。途中で、「白いブナのコミチ」が分かれるが、軽トラ何台もの作業員が回転ノコで刈り払いを行っていたので、林道をそのまま歩いた。
 「天女の花筏」と名付けられた展望台で鹿瀬ダムや黒崎山、棒掛山の眺めを楽しんだ後に、赤崎山への道に進んだ。遊歩道を登っていくと、東屋の設けられた赤崎山の山頂に到着する。この東屋は、「天空の風」と名前が付けられているが、意味が分からない。東屋の先の広場は、ベンチが置かれており、木立が刈りはらわれて、以前よりも見晴らしが良くなっていた。
 ひと休みの後、サイノカミ峠登山道に進んだ。池の脇から登山道に進むと、急な下りになるが、すぐに山腹の巻き道になる。春には山菜採りに出会ったが、秋のキノコ採りは入山していないようであった。
 サイノカミ峠コースの登山口からは車道歩きになるが、20分ほどなので、我慢のうちである。赤崎山は、林道へ車で入ればすぐに登れてしまう山ではあるが、周回コースであればひと汗流すことのできる良い登山コースになる。

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