櫛形山

櫛形山


【日時】 2015年8月16日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 櫛形山・くしがたやま・568.0m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条/中条
【コース】 登り:中の沢尾根コース、下り:大沢尾根
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:05 新潟=(R.7、中条 経由)=7:05 林道入口〜7:17 発―7:33 登山者用駐車場―7:40 森林公園分岐―8:01 尾根上分岐―8:17 縦走路分岐―8:34 櫛形山〜8:40 発―9:20 登山者用駐車場―9:34 林道入口=(往路を戻る)=10:50 新潟
 櫛形山脈は、2万5千分の1地形図に書かれているうちで最も小さい山脈として知られている。櫛形山は、山脈の最高峰で盟主の立場にあるが、ハイカーの人気では、大峰山に負けている。櫛形山の山頂付近には美しいブナ林が広がっており、日帰りの山としてもっと歩かれて良い山である。

 お盆休み最終日とあって、この日も近場の山で済ますことにして、櫛形山に出かけた。
 短時間で登ることのできる中の沢尾根コースを使おうとして、登山口に向かった。森林公園分岐を過ぎると未舗装の林道に変わるが、脇のゴルフ場のフェンスが終わった所で、その先の林道に草が被っていた。草が刈られて駐車スペースが設けられていたので車を停めて先をうかがうと、流水によって路面も荒れて、車の進入ができない状態であった。ここから歩きだすことになり、新知見は林道の状態ということになった。
 この林道は、以前も荒れた感じであはあったが、ゲートの置かれた登山者用駐車場までは普通に車が入っていた。歩き始めてみると、沢水が流れ込んだようであった。最近、集中豪雨があった記憶もないので、いつから不通になったのか疑問である。最初はオフロード四駆なら可能かと思ったが、深い溝ができており。そういった車でも無理そうであった。 結局、15分程の歩きで登山者用駐車場に到着した。この日は登山者には誰にもあわず、余分な林道歩きのために登山者が少なくなってしまったというのなら、逆に歓迎ということになる。
 中の沢尾根を登り始めたが、このコースは急登の連続となり、それだけに時間は短くてすむ。大汗をかいて森林公園からの尾根コースの合流点に到着すると、そこからはひと登りで縦走路に出た。
 この先は、美しいブナ林を見ながらの歩きになった。猛暑も少し和らいで、木々の緑もみずみずしさを見せていた。誰もいない櫛形山の山頂に到着。二王子岳や飯豊連峰の眺めは、少しもやっていた。いつもならベンチに腰を下ろして展望を楽しみながらの大休止になるのだが、日向はまだ暑く、ブナの木の木陰に腰を下ろした。下山は、大沢尾根を下った。登山道も良く整備されているので、一気に下ることができた。
 最後に余分な林道を歩きを終えて車に戻り、着替えをしてると、バイクに乗った登山者が林道の奥に進んでいった。上ってくる車には合わなかったので、林道が不通になっているのは、地元の人間には知られているようである。

山行目次に戻る
表紙に戻る