角田山

角田山


【日時】 2015年8月8日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】
 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【コース】 浦浜コース
【ガイド】 浦浜コースは無し

【時間記録】 6:00 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、角田浜、R.402 経由)=6:40 浦浜登山口〜7:00 発―8:20 角田山〜8:40 発―9:56 浦浜登山口=(往路を戻る)=10:50 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。夏は、標高も低く暑いことから敬遠されがちであるが、お盆が近づく頃、浦浜コースは、キツネノカミソリの花が群落となって咲くことから、この時期に限っては登山者で賑わうことになる。

 連日、記録的猛暑が続いている。キツネノカミソリが咲き始めたようなので、この季節恒例の角田山に出かけることにした。少しでも暑さを避けるため、家を早出した。角田浜の海水浴場脇を通り過ぎるが、心は山よりも海の方に引かれてしまう。
 早出のおかげで、浦浜の駐車場も空いていた。下山時にはほぼ埋まっていたが、下山しているものも多いため、車の間に空きができていた。
 歩き初めは、段差の大きな階段登りが続き、一気に汗が噴き出る。藪蚊も多く、体のあちこちがかゆくなる。虫除けスプレーをかけたところで、汗が流れる状態では効果は長持ちせず、忍耐が必要になる。
 尾根上に出ると、あすまやが現れる。傾いているが、まだ撤去されていなかった。上の五ヶ峠分岐近くのあずまやはすでに撤去されている。
 笹薮を抜けると、キツネノカミソリとヤブランが現れる。群落としての見頃はもう少し先のようであったが、咲き初めの花を楽しめた。撮影は下山後ということにして登りに専念した。通常なら、歩き始めてしばらくすれば、体も慣れて足も軽くなってくるのだが、辛い登りが続いた。キツネノカミソリが目的なら、尾根の途中までで充分なのだが、登山というからには山頂まで足を延ばす必要がある。
 角田山には汗だくになって到着した。この暑さでも、登山者は多かった。各方面から登ってきているようであるが、この暑さでは、キツネノカミソリという楽しみのある浦浜コース以外は歩きたくない。
 下山時にキツネノカミソリの撮影していると、登山者にも多くすれ違うようになった。

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