秋葉山

秋葉山


【日時】 2015年7月5日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 二王子山塊周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 秋葉山・あきばやま・201.1m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/上赤谷
【コース】 板谷より
【ガイド】 なし

【時間記録】6:55 新潟=(R.7、新発田、上羽津 経由)=7:45 秋葉山登山口―8:30 秋葉山―9:13 秋葉山登山口=(往路を戻る)=10:10 新潟
 秋葉山は、二王子山塊の高知山から西に延びる尾根が加治川沿いの平野部に終わるところに最後に盛り上がったピークである。最近になって、地元板谷によって「語らいの小径」と称する登山道が整備された。

 秋葉山には、2000年1月に登っているが、その時はワカンを履いてのラッセルであった。その後、登山道が整備されたことを新聞で読んだが、そのままになっていた。梅雨空で遠出する気も起きなかったので、近場の山ということで出かけた。
 二王子岳に出かける際の道を辿り、板山の集落に到着すると、「語らいの小径登山口」と書かれた看板が置かれており、これに従って秋葉山の北で東西に延びる道に進んだ。すぐ先の牧場入り口で舗装は終わり、その先は細い林道になった。道脇の雑草が刈られているので先に進む気が起きたが、そうでなかったら途中から歩きだすところであった。
 林道を進むと、猿防止の電気柵があり、その先の広場から分かれるコンクリート敷きの道の入り口に「語らいの小径登山口」の案内板が置かれていた。この電気柵は開いていたが、締まっていたならば自分で開けて入ることになる。
 この広場から、高みに見える送電線鉄塔目指して、雑草の茂った放牧場脇の道を登ることになった。汗が噴き出てきたが、ひと登りして鉄塔下に出ると、駐車できる広場が現れた。ここが登山口で、頑張れば車で上がってくることもできた。
 広場には、「語らいの小径」のコース図が置かれており、これはコース上の各所に現在地を示す地図として置かれていた。登山口からは尾根沿いに秋葉山に登り、板山側に下りた後は、北の山裾沿いに延びる送電線巡視路を辿って戻ってくることになる。
 送電線鉄塔脇からひと登りで、第一ピークに出て、後は尾根沿いの道になった。この後は、第二ピーク、第三ピークと小さなアップダンを繰り返すことになる。登山道の周囲は赤松の目立つ木立が続き、途中の展望地と書かれた場所でも、あまり展望は開けなかった。
 秋葉山の山頂も木立に囲まれて、展望は閉ざされていた。先回の雪の時期には、高知山から二王子岳に至る稜線を良く観察することができたので、この山の印象は大きく違うものになった。山頂に置かれた説明版には、猿害のことが書かれており、この登山道の整備も人が歩いて猿を追い払う助けになればということのようであった。
 秋葉山の山頂からは一気の下りになり、右にコースを変えた所で送電線鉄塔下に出た。その下で直進する巡視路と、右に分かれる登山道の分岐になった。右手の道に進むと、谷間に下り立った。集落と登山道の通じるトヤノ沢の分岐になったが、この分岐に出るには電気柵のワイヤーを外し、通過後に再び戻す必要があった。登山口方向に向かうと、再び電気柵の通過になった。ただ、この電気柵に、電気は通じていないようであった。
 休耕田になった谷間を通過していくと、尾根の張り出し部への登りになった。送電線の鉄塔下を通過すると、沢への下りになった。再度の登り返しを行うと、最初の登山口広場に戻って周回が終わった。
 梅雨時の蒸し暑い中、短時間の歩きであったが、汗をかいて、それなりの運動になった。

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