角田山

角田山


【日時】 2015年3月29日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】
 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【コース】 登り:灯台コース 下り:小浜コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】なし)

【時間記録】 7:55 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=8:46 小浜登山口〜9:15 発―10:26 角田山―11:56 小浜登山口=(往路を戻る)=13:10 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。

 天気予報が前日に変わって、雨は午後になってからということになった。半日の山ということで角田山に出かけることにした。花の盛りではあるが、土曜日が快晴だったので、人出はそう多くないはずである。

 周回コースをとるため、小浜登山口から歩き出した。谷沿いのニリンソウは、まだつぼみであった。灯台コースへの連絡コースを登りだすと、蕾を開きかけたヒトリシズカの花も現れた。細尾根の横腹を登るため、急登が続き、灯台コースに合流する頃には息も上がっていた。前日のスノーシュー歩きの疲れが足に出ていた。
 まずは、露岩帯も現れる急登を頑張る必要がある。梨ノ木平まで登ると傾斜は緩み、尾根脇のカタクリを眺めながらの歩きになった。人も少なく、登山道脇にしゃがみこんで花を撮るのも邪魔にはならない状態であった。
 もうひと頑張りすると、小浜コースが合流した。今日の目的は春の花であったが、登山である以上は山頂を踏まなければならない。ともかく山頂まで進んだ。角田山の山頂広場はあいかわらず賑わっていたものの、劇混みというほどではなかった。すぐに引き返したが、空が暗くなって雨粒が落ちてきた。様子をみようということで雨具は着ずに歩き続けたが、幸いこの後は下山まで雨は降らなかった。
 浦浜コースに進むと、行き会う登山者は格段に少なくなった。この尾根のカタクリも見事で、途中で写真撮影のために足が止まった。天気がもっと良ければと思わないではないが、前日に雪山を選んでしまったのだから仕方がない。

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