加茂山

加茂山


【日時】 2014年12月28日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 加茂三条丘陵 【山名・よみ・標高・三角点・県名】 加茂山・かもやま・110m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/加茂
【コース】 加茂山ハイキングコース
【ガイド】 ふるさとの散歩道(新潟県観光協会)

【時間記録】 8:20 新潟=(R.49、R.403 経由)=9:15 加茂公園〜9:32 発―10:00 剣ヶ峰―10:20 本丸―11:38 剣ヶ峰―10:55 調整池―11:16 加茂公園=(往路を戻る)=11:16 新潟=12:40 新潟
 加茂山は、加茂の市街地の南に広がる山で、一帯は公園として整備されている。公園は、青海神社の神域を整備したもので、雪椿群生地をはじめ、豊かな自然が残されている。公園の最高部には剣ヶ峰城跡、その南西部には加茂山要害城砦跡がある。

 12月には珍しい大雪が続いて、先週に続いて金曜日は雪掻きにあけくれた。土曜日に天気は回復したものの、脇道の除雪が充分には行われておらず、道路の混雑が予想されたために山はお休み。日曜にはなんとしても山歩きに行きたく、8月31日に歩いて疑問が残された加茂山に出かけることにした。
 加茂公園から稜線上に登りついたところが展望台もある剣ヶ峰であるが、そこの案内板に尾振山と書かれていた。その方向には上下条に向かって地図に破線が記されているものの、先回麓から登り返そうとしたものの、途中で道は無くなっていた。今回は、剣ヶ峰から下っていって、この道を確かめるつもりであった。
 車の走行には問題のない道を走って、加茂公園の駐車場に入った。今回は、青海神社経由で登ることにした。石段を登っていくと青海神社に到着。その先は車道を歩いていくと野外ステージに出て、その先は遊歩道の歩いになる。完全な雪道になったが、踏み固められて、歩きに支障はなかった。モミジ谷を巻いてひと登りすると展望台が現れた。緩やかな尾根道を辿っていくと、剣ヶ峰の分岐に到着した。ここまでの道は、複雑で迷いかねない。
 とりあえず、本丸まで歩くことにした。本丸跡は東隣のピークで、緩やかな登り下りがある。この方面にもしっかりしたトレースが続いていた。加茂山は、体力作りで毎日のように歩いている地元民がいるようである。本丸の下を通過した先にある分岐からは、一人分の足跡になった。折り返してひと登りすると台地状の本丸跡に到着する。まっさらな雪原の中にお堂が佇んでいた。
 剣ヶ峰に引き返し、展望台の脇から尾振山に向かった。尾根道を緩やかに下っていくと小ピークの手前で分岐に出た。分岐の先の高まりの105m点が尾振山のようであったが、山頂標識のようなものはなかった。ピークの下に戻り右手の道に進んだ。法音寺という標識が左に向かって置かれていたが、トレースも無く雪に埋もれて道ははっきりしなかった。 右手の道に進んでいくと、葵中学と松坂町との分岐に出た。尾根をそのまま下っていくと、加茂矢立調整池の脇に下り立った。その下にある学校が葵中学のようであった。以前あった地図に示される破線道は、この調整池の開設によってルートが変わったようである。
 一旦登り返して松坂町への登山道を下った。ひと下りすると墓地の中に出て、そのまま進んでいくと民家の間を通って車道に飛び出した。ここには登山標識はなく、はじめてここから登るのは難しいであろう。後は車道歩きで駐車場に戻った。
 加茂山は小さな丘であるが、多くの道が開かれているので、全体を把握するのはなかなか難しい。
 
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