姫ノ城山

姫ノ城山


【日時】 2014年11月23日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 加茂三条丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 姫ノ城山・ひめのじょうやま・216m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/加茂
【コース】 下条川ダム姫ノ城コース
【ガイド】 中部北陸自然トレッキングガイドマップ

【時間記録】 6:30 新潟=(R.49、R.403 経由)=7:40 下条川ダム吊り橋脇駐車場〜8:10 発―10:13 姫ノ城山―12:09 下条川ダム吊り橋脇駐車場=(往路を戻る)=13:30 新潟
姫ノ城山は、城山とも呼ばれ、戦国時代の防衛上の重要な拠点であったという。姫ノ城山には中部北陸自然歩道「姫ノ城いにしえのみちを歩く」が通過しているが、その他にもローカルルートが設定されている。

 三連休二日目は雨。傘をさして歩ける山として、夏に加茂山を登った際に気になっていた姫ノ城山を中心としてウォ―キングコースを歩くことにした。以前、中部北陸自然トレッキングガイドマップを買ったものの、利用していなかったこともある。
 加茂の街中から下条川ダムへは、入口に案内板があるものの、車のすれ違い注意の民家に挟まれた細い道を進んでいくことになる。下条川ダムに到着すると、釣り人の車が並んでいた。奥に進んでいき、吊り橋の脇の駐車場に車を停めた。車道はさらに奥に向かって続いているが、下条川ダム姫ノ城コースを歩くのが目的のために、ここを起点とした。このコースの起点は、長福寺・勘の十橋となっているが、そこまで忠実に従う必要もないであろう。
 本降りの雨のために車の中でしばらく待ったが、弱くなる様子もないので、歩き出す準備をした。雨具の上下に、長靴、傘という装備になった。
 しばらく湖畔の道を歩いていくと、ダム湖上流の折り返し部に到着して、林道麻布谷黒水線に進んだ。この分岐には姫ノ城への案内板が置かれていた。途中で未舗装の道に変わるのかと思っていたが、車の走行に支障のない舗装道路が続いていた。もっともこの日に出会った車は無かったので、静かに歩ける道であることは確かであった。道は九十九折となって尾根上に向かい、高山への未舗装の林道の分岐を過ぎると下りになった。低山と思って地図の高低差を良く見ていなかったが、下条川左岸の尾根を乗り越えて、次の尾根に上がったところに姫ノ城山がある。帰りもこの尾根の乗り越しに体力を使うことになった。
 長福寺跡に続く谷を過ぎると、再び九十九折の登りになった。坂を登りっ切って林道布施谷線との分岐から右に曲がって林道麻布線に進むと、三条市グリーンスポーツセンターからの遊歩道が合わさり、その先に姫ノ城山の登り口がある。
 姫ノ城山への最後の登りは、入口が雑草の藪に覆われており、ここまでの歩道の案内板の整備に比べると、手入れが行き届いていない。雑草を掻き分けて尾根に出ると、階段状の登りになって、ひと登りで姫ノ城山の山頂に到着する。中央部は窪地になっており、一周して山頂訪問も終わりになる。
 入口のベンチに腰を下ろして、さらに長福寺・二ツ山コースに進むか考えたが、雨も降り続いているので、引き返すことにした。ここまででも7km以上あり、長靴の歩きで足裏も痛くなってきていた。
 再び舗装道路の歩きを頑張って車に戻った。
 やはり車道の歩きは面白くないので、三条市グリーンスポーツセンターから高峰山経由で歩く方がお勧めという結果になった。
   
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