菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2014年4月9日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雨

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【コース】 石油の里より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【ガイ】 菩提寺・高立山・護摩堂山周辺案内図(五泉市商工観光課)

【時間記録】 8:25 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=8:55 石油の里〜9:13 発―10:17 菩提寺山〜10:25 発―11:11 石油の里=(往路を戻る)=11:50 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津市、小須戸町、五泉市の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 猛暑から一転して、台風の影響を受ける週末になった。台風は四国に接近しているところであるが、遠く離れた前線に影響して東北や北海道は局地的豪雨になっているようである。ただ、新潟周辺だけは、雲が避けてくれるような空白地になっていた。土曜日の朝は、時折小雨がぱらつく曇り空だったので歩きに出かけることにした。
 とりあえず近場ということで菩提寺山に出かけることにした。この菩提寺山と角田山が、自宅から一番近い山ということになろうか。
 石油の里の駐車場から歩き出すことにした。最近道が付けられた西側尾根からの周回コースを歩くことにした。
 畑の脇の取り付き部は、夏草で足元が隠されているところもあったが、ひと汗かいて尾根上に出ると、問題のない山道が続くようになった。雑木林で囲まれて見晴らしの無い道であるが、時折葉を打つ雨にも影響は少なく、悪天候でも問題なく歩けるコースである。枝尾根との合流部で急登になるものの、全般的には緩やかな登りが続く。歩くうちにクレー射撃場からの銃声が聞こえるようになった。
 結構歩いたなと思う頃、石油の里からの一般コースと合流する。この分岐に標識のようなものは見当たらなかったが、この新しいコースもしっかりと踏まれて、本来のコースと変わらなくなってきていた。迷い込む者も出てくる可能性が高くなりそうなので、はっきりした標識が望ましい。
 分岐に出て、山頂は近いと思ってしまうが、この先も丸太階段の急登があって、登りを頑張ることになる。
 菩提寺山の山頂は、台風接近のせいか、ひとグループがいるだけで、いつもより空いていた。曇り空ながら五頭山塊や菅名山塊を良く眺めることはできたものの、稜線部は雲に覆われていた。
 石油の里への下りの途中、数組の登山者とすれ違った。意外におちついた天気のため山に出かけてきたようである。
 ともあれ、山歩きができたことに満足することにした。

山行目次に戻る
表紙に戻る