宝珠山

宝珠山


【日時】 2014年6月1日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 宝珠山・ほうじゅさん・559m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/馬下、出湯
【コース】 石間コース
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:00 新潟発=(R.49 経由)=6:50 石間高速奧路肩〜7:05 発―7:17 石間登山口―7:29 尾根上―7:34 第一休憩場―7:49 第二休憩場―8:20 八咫柄山―8:28 宝珠山〜8:35 発―8:41 八咫柄山―9:03 第二休憩場―9:13 第一休憩場―9:16 尾根上―9:24 石間登山口―9:32 石間高速奧路肩=(馬下保養センター入浴後往路を戻る)=10:40 新潟着
 宝珠山は、加治川と阿賀野川の間の南北20kmにわたって連なる五頭山塊が阿賀野川に落込む南端にある山である。山頂に小岩場を乗せて特異な姿をしている。宝珠山は、軽い日帰り登山の山として人気が高いが、従来利用されてきた草水から大山を経由するコースが閉鎖されたことから、赤松公園からのコースと、平成十二年五月に整備された石間からのコースを利用して登ることになる。

 6月に入ったばかりというのに、30越えの猛暑が襲ってきた。体もまだ暑さに慣れていないので、無理をしないで近場の山に登ることにして、しばらく歩いていなかった石間コースから宝珠山に登ることにした。
 道の駅阿賀の里手前の国道49号線脇に宝珠山への登山口案内が置かれいる。案内に従って農道を山に向かうと、磐越自動車道に突き当たり、右に曲がると、高速道をくぐるトンネルがあるので、これを抜ける。
 トンネルの先から山に向かう林道が続いているが、少し入った所に通行禁止と書かれてゲートがある。鎖は外されていたが、林道入口の広場から歩き出した。登り坂の林道を歩いていくと汗が噴き出てきた。昼には猛暑が襲ってくるようなので、早めに登山を終えることにした。
 砂防ダムの手前が登山口になる。沢を丸太橋で渡ると、ダム工事用の作業道なのか幅広の道が付いており、ダムの堰堤脇に出る。ここから登山道が始まっている。トバラース気味の緩やかな登りが続き、尾根上が近づいたところで一旦折り返し、再び東に向きを変えると尾根上に出た。
 この後は尾根沿いの登りが続く。コースの所々に熊避けの鐘が吊るされているので、鳴らしながら歩いた。尾根上に出てすぐに第一休憩場、360m標高に第二休憩所が設けられているが、休むことなく歩き続けることができる。
 谷向こうに宝珠山の山頂の岩場を眺めることができるようになると、八咫柄山への急登が続くようになった。
 ひと汗かいて八咫柄山に到着すると、宝珠山の山頂が目の前に迫っている。この後は、いつも歩いているコースになる。一旦下ってから急登をこなすと宝珠山の山頂に到着した。時間が早いためか、誰もいない山頂であった。大蛇山に続く尾根や菅名山塊の眺めを楽しみながら一息ついた。気温が上がったためか、黄砂の影響なのか風景はもやっていた。
 下りの途中の石間コースでは、二名の登山者に出会い、下山途中の林道歩きで三台の車が登山口に上がっていくのに出会った。しばらく石間コースに登っていなかったので、状態がどうなっているのか不安があったが、利用者も多くなっているようであった。

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