粟ヶ岳中央遊歩道

粟ヶ岳中央遊歩道


【日時】 2014年5月26日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 川内山塊周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 454m無名峰・454m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/粟ヶ岳
【コース】 中央ハイキングコース
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:40 新潟発=(R.49、亀田、R.403、加茂、黒水、R.290 経由)=10:00 岳山寺〜10:14 発―10:27 長峰神社―11:15 岩野展望台―11:45 454m無名峰―12:13 岩野展望台〜12:25 発―12:55 貯水池―13:07 岳山寺=(往路を戻る)=14:20 新潟
 粟ヶ岳の登山道として利用者の多い加茂の第二貯水池から始まる中央登山道は、三合目で枝尾根から北西尾根に上がる。この北西尾根は、分岐からさらに岳山寺へと下っており、中央ハイキングコースという名前で登山道が切り開かれているが、粟ヶ岳登山と組み合わせるにはアップダウンもあるため体力的にきつくなるため、歩く者は少ない。途中には、三合目から形の良い三角形の山頂が良く目立つ454mピークがあるものの、無名峰であるため目標が無いのも、このコースを歩く者が少ない原因になっている。

 クロアチア旅行から戻ったばかりで疲れも出ており、軽い山歩きを行うことにした。静かなコースということで、粟ヶ岳の中央ハイキングコースを選んだ。
 岳山寺入口から歩き出した。苔むした階段登りで、いきなり汗が噴き出てきた。日本に戻ってから肌寒い日が続いていたが、初夏を思わせる高い気温になってきた。山の装備も夏用に変える季節になったようである。
 長峰神社に出て、その先は尾根沿いの登山道の歩きになる。初めは伐採地になっており、展望が開けている。ヒメサユリの花も数個見ることができた。小さなアップダウンを乗り越えていくと岩野展望台に到着する。東屋やベンチが設けられているが、ここで人に出会ったことは無い。ここに戻ってきたところで大休止にすることにして454mピークに向かった。
 一旦緩やかに下った後に尾根歩きをしていくと、454mピークへの急坂が始まる。急登を終えた所は手前の小ピークで、もう少し先に進むと454mピークの山頂到着になる。三合目を越えて粟ヶ岳の山頂に続く尾根を一望することができる。このピークに名前があれば、もう少し歩く者が多くなるかもしれないのが残念である。
 岩野展望台に戻って大休止にした。粟ヶ岳の他に、まだ残雪をまとった守門岳や袴腰山の眺めも広がっており、楽しめる休憩地である。
 下山は、水源地への登山道に進んだ。最初は尾根沿いの下りであるが、途中で九十九折になって、露岩帯のトラバースが現れるので注意が必要である。ハイキングコースということだが、家族向きではない。
 水源地に下り立ってからは、それほどの距離でもない車道歩きで岳山寺入口に戻ることができた。

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