菩提寺山

菩提寺山


【日時】 2014年4月5日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雪

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
【コース】 石油の里より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【ガイ】 菩提寺・高立山・護摩堂山周辺案内図(五泉市商工観光課)

【時間記録】 8:30 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=9:03 石油の里〜9:18 発―10:25 菩提寺山―11:20 石油の里=(往路を戻る)=12:05 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿った、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津市、小須戸町、五泉市の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 3日は20度を越す春本番の陽気になったものの、この週末は再び冬型の気圧配置になって大荒れになるようである。朝起きると、青空がのぞいていたので山に行かなくてはと思ったのもつかの間、朝食を食べているうちに雪が降ってきた。体力維持のために山歩きをするのを目的にして、近場の菩提寺山に出かけることにした。花の盛りの角田山にも気が引かれるが、カタクリは閉じたままにもかかわらず、登山者で大賑わいのはずであった。
 石油の里から新しくできたコースに進んだ。このコースは昨年の秋に歩いたのが最初で、春の季節にはまだ歩いていない。小川を橋で渡ると、枝尾根の急な登りが始まる。ひと汗かいて尾根上に出ると、後は多少のアップダウンがあるものの、緩やかな尾根歩きが続くようになる。
 このコースは雑木林の中の歩きが続くが、花としてはシュンランとショウジョウバカマ、ユキツバキが見られるくらいで、カタクリの花は無いのは残念である。
 新しいコースも歩く者が多いようで登山道も泥がめだったが、石油の里からのコースが合わさると、泥の状態も著しくなって、長靴でないと歩く気にはなれない状態になった。 階段登りも多く、低山といってもそれなりに体力は消耗し、汗も噴き出てきた。
 菩提寺山の山頂は、一人がいただけで、静かであった。悪天候のこともあるが、この季節は角田山に人が集まってしまっているためであろう。菅名山塊も黒雲に覆われており、すぐに下山に移った、下りの途中、雷が落ちて、霰も降ってきた。
 天気の悪い中、とりあえず山歩きができたことに満足して家に戻った。

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