黒滝城跡、国上山、剣ヶ峰

黒滝城跡、国上山、剣ヶ峰


【日時】 2014年3月22日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雪

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 黒滝城跡・くろたきじょうせき・246m・なし・新潟県
 国上山・くがみやま・313.2m・三等三角点・新潟県
 剣ヶ峰・けんがみね・292m・なし・新潟県
【コース】 麓より周回
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/寺泊、弥彦
【ガイド】 中部北陸自然歩道トレッキングガイド「弥彦・国上エリア」

【時間記録】 8:25 新潟=(新新バイパス、西バイパス、R.116、寺泊、新潟寺泊線 経由)=9:30 麓一区〜10:40 発―11:44 黒滝城跡―12:33 国上山―13:02 剣ヶ峰―14:11 麓一区=(往路を戻る)=15:20 新潟
 日本海に沿って並ぶ国上山、弥彦山、角田山の三山は、ハイキングの山として新潟周辺の登山者に親しまれている。国上山と弥彦山との間にある剣ヶ峰は、一段低いながら、三角形の山頂が遠くからも良く目立つ山である。

 ヨルダン旅行から戻った後。風をひいて、三連休の初日は自宅待機。天気も悪く、いずれにせよ本格的な歩きはできない状態であった。
 二日目は、山にいかない訳にはいかないということで、雪割草の状態を見に出かけた。弥彦が近づくと、霰が激しく降ってくる状態になり、雪割草は諦めて、傘をさしながら剣ヶ峰を登ることにした。
 麓集落の登山口に到着して歩き出そうとすると、激しい霙になって、車の窓ガラスを霰が白く覆うような状態になった。歩くのは無理ということで、車の中でもうひと眠りすることにした。結局、1時間ほど待機してから歩き出すことになった。
 林道歩きで剣ヶ峰直下まで登ろうと思っていたが、雨は止んだので、搦め手口から黒滝城跡に登ることにした。林道沿いの登山口からは、杉林の広がる急斜面をジグザグに登っていくことになる。驚いたことに、山岳ランニングの男女が下ってくるのにすれ違った。麓集落には他の車は無かったので、どこから走ってきたのだろうか。
 傾斜が緩むと、滝状になった沢の落ち口に出る。しばらく荒れた沢の中を歩くはずだと思ったが、沢を横断した左岸に向かって上がっていくような踏み跡があったので、道が付け変わったかと思ったが、すぐ先で消えていた。迷い込みの踏み跡のようであった。 荒れた沢を少し進むと、左岸沿いに道が続き、右岸に変わるとジグザグ道が始まった。高度を上げていくと、黒滝城跡を周回する遊歩道に飛び出した。
 上に向かえば、黒滝城跡の頂上には近くなるが、時間もあるので、城内の遊歩道を一周することにした。分岐のすぐ下には、大蓮寺廓跡がある。台地状になっており、平野部の眺めが開けていた。草地になった広場は、先ほどの霰で真っ白になっていた。分岐から周回路に進むと桜清水に出る。時計回りに進んでいくが、アップダウンがあり、意外に体力を使う。鷲沢の井戸、吉傳寺廓跡を巡っていくと、下の分岐から上がってきた道に合流し、ここからはひと登りで黒滝城跡の頂上に到着する。遊歩道が良く整備されているが、ここを歩く者はめったにいない。
 林道に下りて、とりあえず、国上山を登っていくことにした。この道も三山縦走路として歩く者が多くなったようで、泥道になっていた。国上山の山頂も風が冷たいためか、一人が休んでいるだけであった。
 林道終点に戻って剣ヶ峰に登ったが、カタクリの蕾はまだ小さいままであった。今年の雪割草は遅れているようであった。

山行目次に戻る
表紙に戻る