八方台

八方台


【日時】 2014年1月25日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 長岡東山
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 八方台・はっぽうだい・567.7m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/栃尾
【コース】 軽井沢より
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:35 新潟=(北陸自動車道、中之島見附、川崎IC、R.351、北荷頃、一ノ貝 経由)=8:00 軽井沢除雪終点〜8:35 発―9:34 マイクロウェーブ―10:15 八方台〜10:50 発―11:20 マイクロウェーブ―11:51 軽井沢除雪終点=(一ノ貝、北荷頃、栃尾、R.290、二日町、塩中、下田、R.290、加茂、R.403、茅野山、R.49 経由)=14:25 新潟
 八方台は、長岡東山の丘陵地帯北部にあり、山頂下の台地一帯は、八方台いこいの森として整備されている。八方台へは森立峠から車道が通じている。

 寒気も収まって、曇りの予報が出た。しばらくぶりに長岡方面の山に出かけることにした。まだ歩いていないコースを考えて、展望の期待できる八方台に出かけることにした。八方台いこいの森から登ることは、アプローチが長くなることや、八方台の東が急斜面になっていることから難しい。軽井沢の集落を過ぎた先からとりつけば、それほど標高差の無い登りで稜線部を通っている車道に出て、後はこれを辿れば良いはずであった。軽く登れそうに思えたが、雪もまだ締まっていないようなので、このコースで歩けけるかは判らない。
 長岡から新榎トンネルを通過して栃尾側に出て、一之貝から軽井沢の集落に向かって坂を登って行った。軽井沢の集落はかなりの奥にあるが、路線バスが通じているので、除雪はしっかり行われていた。
 集落を過ぎて車道が右に分かれるところで森立峠方面の道は雪に覆われていた。このT字路は、路線バスの転回場所になっており、山歩きの準備をしている時にバスが引き返していった。
 森立峠経由では距離が長くなるので、510標高点の南にあるアンテナ施設を目指すことにした。スノーシューを履いて雪原に進むと、森立峠とすぐ西側の尾根にスノーシューと山スキーのトレースが続いていた。尾根をひと登りすると、沢沿いに向かってもトレースが分かれた。地形図に書かれている破線に従って登っていったようである。おそらく山道があるのであろう。
 そのまま尾根沿いの登りを続けた。山スキーのトレースがあるといっても、ぐずぐずの雪で、スノーシューにイクステンションを付けていても、一歩ずつに体力を必要とする歩きなった。尾根をひと登りしたところで、正面に急な斜面が現れたので、少しでも楽なコースということで、少し左に回り込んで、窪地を登ってから尾根に出た。
 最後にひと頑張りすると、マイクロウェーブの中継基地が置かれた台地に出た。この先で車道に出ると、スノーシューのトレースが登ってきていた。30センチ程の深さのトレースが続いていたが、表面はぐずぐずで、歩きの助けにはならなかった。
 あとは、目標の八方台までの林道沿いの歩きを頑張ることになった。予想以上のきつい歩きになった。八方台の手前で車道は半時計回りに大きく迂回するので、尾根沿いにそのまま登った。
 八方台の台地は雪原になっており、八方台と書かれた看板が雪の上に現れていた。以前はレストハウスがあったが、現在は撤去されており自然度が増している。東の崖際に進んで大休止にした。
 八方台からは東の展望が開けており、粟ヶ岳に川内山塊の山々、守門岳、浅草岳、近くの山としては大平山、五百山、鋸山を望むことができて楽しむことができた。長岡方面は、木立が少し邪魔をしていた。
 大休止の後下山に移ったが、マイクロウェーブまでの車道は軽い登りのところもあって、体力を消耗した。尾根の下りに入ると、重力も助けになって、快調な歩きになった。
 車に戻ると、隣に車が一台停まっていた。途中で登山者には合わなかったが、別なコースで八方台に向かったのであろう。八方台は、結構人気のある山のようである。
 北荷頃から「ふれあいの森大平山」への道の偵察をし、栃尾の道の駅で名物の油揚げを買って家に戻った。

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