能化山

能化山


【日時】 2013年10月6日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 蒲萄山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 能化山・のっけざん・380.5m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/村上/柏尾
【コース】 間島登山口より周回
【ガイド】 新潟日帰りファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】6:35 新潟=(R.7、蓮野IC、R.113、荒井浜、R.345、村上、R.345 経由)=7:50 間島登山口〜8:10 発―8:36 林道―9:07 能化山―9:23 林道―9:54 間島登山口=(往路を戻る)=11:50 新潟
 能化山は、蒲萄山塊の南部の日本海側に位置する山である。羽越線の間島駅が起点となり、柳沢コース及び焼山コースの二本の登山道が整備されて周回できる。山行からは、日本海と粟島の眺めが広がっている。

 能化山に先回登ったのは2007年11月でかなり時間が経ったので、登りに出かけた。村上から笹川流れ沿いの国道345線に進み、間島の集落を通り過ぎたところで踏切を渡って集落の山側に回り込む。以前は能化山登り口の大きな看板が置かれていたのだが、今回は無くなっており、熊注意のプレートが取り付けられた登山届のポストだけが目印になっていた。
 山道をひと登りすると畑やキウウィイの木が植えられた台地に出る。台地に出た所ですぐに右折し、山に向かう。草が茂っているのは、放棄された畑地のようであった。山裾に取りつくと雑木林の中の登りになる。踏み跡はしっかりしているものの、草が被り気味で歩く者は少ないようであった。この山は、新潟日帰りファミリー登山として紹介されているが、藪山好きならともかく、整備された登山道しか歩いていないものには不安に思うかもしれない。
 山道が二手に分かれるところには、山頂を示す標識が置かれていた。ここからは尾根沿いの登りになった。昔の木挽き道の跡なのか、溝状に掘り込まれていた。
 登りを続けていくと、突然といった感じで舗装された林道に飛び出した。地形図には柏尾からすぐ北まで延びている林道が記載されているので、これが延長されたようである。登山道は、林道脇の法面を登るように整備されていたが、工事の間は通行できなかった可能性もあり、そのために登山者が少なくなって道が荒れてしまったのかもしれない。
 この先は尾根沿いの登りが続き、傾斜が緩やかになると山頂に到着した。山頂広場も草が延びていた。山頂からは日本海に浮かぶ粟島を望むことができた。
 下山は、焼山コースを歩くことにした。下り口付近は草が茂っていたが、少し下って灌木帯に入ると、はっきりした道になった。再び林道の横断になったが、ここでは未舗装の工事中であった。
 再び下りを続けていくと傾斜も緩やかになって、沢の脇の登山口に下り立った。
 能化山の登山道は荒れ気味であったが、登山道維持のためにも、多くの登山者に歩いて欲しい。


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