角田山

角田山


【日時】 2013年8月13日(火) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【コース】 浦浜コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】 浦浜コースは無し

【時間記録】 8:10 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、角田浜、R.402 経由)=9:00 浦浜登山口〜9:18 発―10:13 五ヶ峠分岐―10:40 角田山〜10:46 発―11:06 五ヶ峠分岐―12:08 浦浜登山口=(往路を戻る)=13:00 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。夏は、標高も低く暑いことから敬遠されがちであるが、お盆が近づく頃、浦浜コースは、キツネノカミソリの花が群落となって咲くことから、この時期に限っては登山者で賑わうことになる。

 毎年恒例になっている角田山のキツネノカミソリ見物に出かけた。駐車場が満杯かと心配しながら車を走らせたが、浦浜の登山者用駐車場は、10数台が停められているだけで空いていた。今日はお盆の墓参りの日で忙しいのか、四国で41度の新記録が生まれたように連日の暑さが続いて登山が敬遠されているのか、どちらなのだろうか。
 このコースは藪蚊が多いので、虫除けスプレーを充分にかけて歩き出したが、登山の途中で何か所もくわれることになった。
 最初の東屋までは階段登りが続く。急登のせいもあるが、歩幅が合わないことが余計に体力の消耗を進めている。
 東屋の先からは傾斜も緩やかになり、キツネノカミソリやヤブランの花が現れる。花は、ほぼ満開で、谷の斜面一杯に咲いている姿には目を奪われた。ただ、キツネノカミソリという名前が悪いのか、暑さの中にオレンジの花が咲き乱れるのは何やら怪しく見える。カメラを首に下げて、しばらくは写真撮りを行いながらの歩きになった。これだけのお花畑なら、関東あたりなら、登山道脇にロープが張られて、一眼レフを取り付けた三脚が並ぶのだろうが、写真を撮っているのは私だけ。
 目的はキツネノカミソリなのだが、ここまで来て山頂を踏まないわけにもいけない。カメラをしまい、登りに専念することにした。猛烈な暑さの中、汗をしたたらせながらの登りになった。熱中症を避けながらの歩きの練習にはうってつけである。
 角田山の山頂も、休んでいる登山者は僅かであった。
 下山途中も花の写真を撮りながら歩いた。太陽が差し込んだ状態だと、明暗の差が大きすぎて、写真は難しかった。


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