五頭山

五頭山


【日時】 2013年7月20日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 五頭山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 五頭山・ごずさん・912.5m・三等三角点・新潟県
【コース】 出湯登山口より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/ 出湯
【ガイド】 新・にいがたファミリー登山(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:30新潟発=(R.49、水原、出湯温泉 経由)=7:05 砂郷沢駐車場〜7:35 発―8:19 四合目―8:30 烏帽子岩―8:49 村杉分岐―913 赤安山分岐―9:34 五ノ峰―10:04 前一ノ峰―10:17 五頭山―10:03 前一ノ峰〜10:45 発―11:09 五ノ峰―11:27 赤安山分岐―11:49 村杉分岐―12:02 烏帽子岩―12:12 四合目―12:48 砂郷沢駐車場=(往路を戻る)=13:30 新潟
 五頭連峰は、新潟平野の縁に連なる飯豊連峰の前衛の山である。新潟市に近いことから、日帰り登山の山として親しまれている。連峰中央部の五頭山は、各方面から登山道が開かれ、最も親しまれている山になっている。五頭山は、五つの峰が並んでいることからいつむりと呼ばれていたのが、ごづに変化したという。信仰の山でもあり、それぞれの峰に石仏が祭られている。

 スペイン旅行から戻ってきて疲れも残っており、また日曜日は参議院の選挙に出かける必要もあり、土曜日に日帰り山行を行うことにした。近場の山でしばらく歩いていないコースを考えて、五頭山の出湯コースを歩くことにした。五頭山というと、周回コースをとりやすい村杉登山口から歩くことが多かった。
 トイレも設けられた広い駐車場が設けられていることから、出湯登山口からの五頭山登山の人気のほどがうかがわれる。朝のコーヒーを飲んでいるうちに、登山者を乗せた数台の車が到着した。
 車道歩き僅かで、砂子沢沿いの林道が左に分かれる。入口のゲートをすり抜けて、しばらくは沢沿いの道が続く。アブが出ているかと心配したのだが、この日は、アブをはじめ蚊も少なく、虫の点では快適な登山ができた。
 沢を橋で渡ると、その先からは、杉林の急な登りになった。ひと登りすると、尾根の一段下に続くトラバース道になった。冬山としてはどうかなと思いながら歩いていたが、このコースを冬に辿るのは難しそうであった。むしろ天神堂山(292.3m)から尾根伝いに登ってきた方が冬山としては歩きやすそうであった。
 尾根上に出ると四合目の標識が置かれていた。ここまでで結構疲れていたので、この間の標識が無くなっていたことは残念である。再びトラバース道になり、水音が近づいてくると烏帽子岩に到着した。梅雨空であったが、新潟平野や弥彦山を望むことができた。す脇を沢が流れており、水場の標識も置かれていた。
 烏帽子岩からはもうひと頑張りで、村杉登山口からのコースが合わさった。この後は、最近も良く歩いているコースになる。スペイン旅行の疲れか暑さのせいか、足が重かった。早くも下りてくる登山者にもすれ違うようになったが、暑さを避けて早朝登山を行っているようであった。
 五ノ峰に到着すると山頂の一郭ということになるが、この先もまだ小さなアップダウンが続く。前一ノ峰で展望が開け、休憩には良い場所であるが、ここまで来た以上は、三角点までは足を延ばさないわけにはいかない。三角点を往復したが、前一ノ峰から先では誰にも会わなかった。
 前一ノ峰で大休止にした。飯豊の山頂部は雲をかぶっていたが、雪渓の白い筋を眺めることができた。
 下りも大汗をかき、それなりの体力を使った。夏の五頭山は、訓練山行と思えば、良い山であるといえる。


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