大平山

大平山


【日時】 2013年6月9日(日)
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り 

【山域】 朝日連峰周辺周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 大平山・おおだいらやま・560.8・二等三角点・新潟県
【コース】 南大平ダム湖公園より
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/塩野町、小国/越後門前、越後下関
【ガイド】 新にいがた花の山旅(新潟日報事業社)

【時間記録】 6:30=(R.7、蓮野IC、R.113、R.345、神林、南大平 経由)=7:50 南大平ダム湖公園〜8:10 発―8:22 公園見晴らし台―8:47 臥牛展望―9:03 佐渡展望―9:34 大平山〜9:40 発―10:11 三市村境界〜10:30 発―12:31 南大平ダム湖公園=(往路を戻る)=14:10 新潟
 大平山は、村上の南東部、朴坂山塊と光兎山の北に位置する山である。登山口の南大平ダム湖周辺は公園として整備されている。

 土曜日に用事があって山は休みになり、日曜日に近場の山に出かけることになった。体力維持の歩きを考えて、大平山に出かけることにした。残雪歩きとしては昨年登っているが、周回コースとしては登山道が整備された直後の2005年5月以来ということになる。
 南大平ダム湖公園に到着してみると、ファミリーキャンプが数組朝食をとっていた。登山者の車は無いようであった。
 登山道に進むと、灌木が頭上にかぶさる中の登りになった。東西に延びる尾根上に出ると、ここは公園見晴らし台という標識が置かれているが、木立が延びて展望は閉ざされていた。右に曲がると、すぐ先にあずまやが設けられているものの、ここも灌木に囲まれている。254mピークの先は一旦下りになり、鞍部からは登りが続く。杉の植林が行われており、そう面白い登山道とはいえない。時おり展望が開けるが、大平山の山頂は奥に遠い。 臥牛展望で、村上方面の展望を楽しむことができたが、次の佐渡展望は完全に木立に閉ざされていた。このコース全般に言えることであるが、登山道は維持されていたが、標識などは無くなっているものが多く、維持管理の点で手抜きが見られる。
 佐渡展望からひと登りで、主稜線上に到着する。460mピークを越えると、大平山への最後の登りになり、登山道周囲にはブナの大木が並ぶようになる。
 大平山の山頂は台地状で、鷲ヶ巣山の展望が開けていた。前ノ岳からピークを連ねる鷲ヶ巣山を横から眺めることができた。
 ひと息入れた後に、周回コースに進んだ。大平山の山頂の先にもさらに高い579mピークと580mピークがあるので、周回するつもりなら大平山に到着して気を抜かない方が良い。登山道は、大平山の先も良く整備されていた。580mの三市村境界ピークで大休止にした。 三市村境界ピークからは下りが始まるが、小さな登り返しもあって体力が必要になる。以前あった5kmから始まる1kmごとの標識も、1kmだけが残されていた。長い下りにうんざりして、途中で南俣川沿いの林道に下ろうかと思ったが、標識が無くなっており、杉林の中に続く踏み跡もあまり歩かれていないようなので、尾根沿いの下りをそのまま続けることにした。大平山の沢沿いにはヒルがいるようなので、沢沿いに出てからあまりうろうろしたくはないこともある。
 分岐から先も小さなアップダウンがあり、長く感じられた。ダムの堰堤下まで進んだところで丸太橋で沢を越して車道に戻ることができた。


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