櫛形山

櫛形山


【日時】 2013年6月1日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 櫛形山脈
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 櫛形山・くしがたやま・568.0m・二等三角点・新潟県
【コース】 登り:要害山コース、下り:大沢尾根
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/中条/中条
【ガイド】 なし

【時間記録】 5:30 新潟=(日本海東北自動車道、中条IC 経由)=6:35 森林公園〜6:58 発―7:46 市の沢城跡―8:20 稜線分岐―8:33 櫛形山〜9:57 発―9:28 大沢登山口―9:50 森林公園=(往路を戻る)=11:10 新潟
 櫛形山脈は、2万5千分の1地形図に書かれているうちで最も小さい山脈として知られている。櫛形山は、山脈の最高峰で盟主の立場にあるが、ハイカーの人気では、大峰山に負けている。櫛形山の山頂付近には美しいブナ林が広がっており、日帰りの山としてもっと歩かれて良い山である。

 山のために早起きしたが、疲れた感じで、そう歩かないですむ櫛形山に変更することした。週の半ばに歩くと、疲れがたまってしまうようである。櫛形山へは、いつものように森林公園から周回することにした。
 森林公園入口の駐車場から歩き出した。誰もいない公園を抜けて遊歩道に進んだ。しばらく巻き道を歩いてひと登りすると尾根上に出る。ここからは、尾根沿いの登りなのだが、小さな上り下りがあって、結構疲れる。自然の地形に加えて空堀の乗り越しがあって、累積高度差が多くなっている。
 のんびり登っていると、単独行に追い抜かれた。体力作りのために軽装で登っている者も多いようである。
 市の沢城跡に出ると、日本海の海岸線や白鳥山の眺めが広がった。汗を拭きながら、眺めを楽しんだ。大沢登山口からの登山道が合流すると、傾斜も緩やかになって、やがて縦走路に合流する。
 この分岐から櫛形山までは、もう少し歩く必要があるが、周囲には見事なブナ林が広がっており、新緑を楽しみながら歩くことができた。
 櫛形山の山頂に到着すると、目の前にえぶり差岳を中心とする飯豊連峰、その右手には二王子岳が大きく広がっていた。
 展望を楽しんだ後は、大沢登山口への尾根を下った。下る途中、数組の登山者にもすれ違った。大沢登山口の駐車場は、結構多くの車が停められていたが、中には山菜採りのために入山しているものもいるようであった。
 最後に林道歩きで、車に戻った。大沢登山口への林道は未舗装で幅も狭いので、森林公園から歩き出す方が好きである。


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