袴腰山

袴腰山


【日時】 2013年5月29日(水) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り後雨

【山域】 下田周辺【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 高城・たかじょう・370m・なし・新潟県
 袴腰山・はかまごしやま・526.1m・三等三角点・新潟県
【コース】 長禅寺登山口から往復
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町、粟ヶ岳
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:20 新潟=(北陸自動車道、三条燕IC、 R.289、森町 経由)=9:30 長禅寺登山口駐車場〜10:03 発―11:02 高城―11:36 袴腰山〜11:48 発―12:18 高城―13:27 長禅寺登山口駐車場=14:50 新潟
 袴腰山は、粟ヶ岳から東に延びる尾根の末端部に位置する山である。袴腰山への登山道は、長禅寺からと八木鼻からのコースが主に利用されている。特に長禅寺から高城を経由する登山道は「ひめさゆりの小径」として、5月中旬から下旬にかけては、地元開催の祭りも行われ、ヒメサユリ見物のハイカーで賑わう。

 今年のヒメサユリ祭りは、5月20日から6月5日に開かれる。この週末がヒメサユリの盛りのようであるが、週末は大混雑必至である。平日に休みができたので、花を見に出かけることにした。
 以前は、五十嵐川沿いの田圃に臨時駐車場が設けられていたが、集中豪雨で駐車ができなくなったことによるのか、長禅寺脇に駐車場が設けられることになった。昨年に訪れた時は、未完成であったが、今回は道の駅並みの立派な駐車場が設けられていた。平日で、天気も午後から雨の予想が出ていたため、駐車場の車も少なかった。
 長禅寺脇からの登山道も整備されているが、林道歩きで登山口に向かった。林道の傾斜は急で、一気に息があがった。
 長禅寺からの登山道の合流点にテーブルが並べられており、ここでヒメサユリ祭り中の協力金として、200円を支払った。
 登山道に入ると、さっそくヒメサユリが現れた。開いたばかりの花も多く、満開直前といったところであった。花の写真を撮りながらの歩きになった。とりあえず、行きはズームレンズ、帰りはマクロレンズを使っての撮影を行った。ちんたら歩いているせいか、高城への登りが始まると、息が切れるようになった。通常の登山では、登り初めに息が切れてもそのうち体が慣れてくるのだが、今回は体の準備が整わなかったようである。
 雨が降っていたならば、高城までと思っていたのだが、天気はもっていたので、袴腰山に進むことにした。僅かに下ると、急な登りが始まる。前方に見えるピークに立つと、さらに高い袴腰山が前方に姿を現し、もうひと頑張りが必要になった。
 袴腰山の山頂は、ヤマツツジのオレンジの花に彩られていた。守門岳の山頂を眺めながら大休止としたが、ノンアルコールビールの栓を開けると同時に雨粒が落ち始めた。食事もそこそこに下山に移った。
 高城に戻った頃には、雨は止んでおり、再び花の写真を撮りながら歩くことになった。晴天の中で花を見たいところであったが、また来年もある。
 駐車場に戻った頃には、雨も本降りになっていた。


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