赤崎山

赤崎山


【日時】 2013年5月12日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 飯豊連峰周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 赤崎山・あかさきやま・371.9m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/津川
【コース】 レイクサイト角神駐車場より赤湯登山コース・サイノカミ峠登山コース周回
【ガイド】 新・にいがた花の山旅(新潟日報事業社)

【時間記録】 7:40 新潟=(R.49、津川、R.459 経由)=8:55 レイクサイト角神駐車場〜9:20 発―10:00 林道―10:50 赤崎山〜11:10 発―11:48 サイノカミ峠登山口―12:05 レイクサイト角神駐車場=(往路を戻る)=13:40 新潟
 阿賀野川は、津川の手前で、赤崎山にぶつかって大きく東に向きを変え、この山を半周して再び西の日本海に向かって流れていく。赤碕山は、現在では山頂直下まで林道が上がってきており、山頂付近は公園として整備されてしまっているが、阿賀野川へ落ち込む岩壁をめぐらした山頂は、会越国境の山々、さらに飯豊連峰の好展望台になっている。

 地元の新聞に赤崎山に展望台が整備されたという記事が載った。角神自然散策ガイゴというパンフレットも作成されたというのでネットからダウンロードしてみると、まだ歩いていない赤湯からのコースも載っていた。以前、このコースを歩こうかと思って入口をのぞいたものの、あまり歩かれていないようなので断念したことがある。パンフレットにも載っているならば、整備もされているようなので、歩こうと思っていた。連休の疲れも残っているので、軽い足慣らしも兼ねて赤湯に出かけることにした。
 津川へ抜ける国道は、これまでの阿賀野川沿いから左岸をトンネルで通過するように変わった。どの辺を通過するのかも興味があった。トンネルの東側の出口は、西からの集落からの車道が交わる付近であった。林道を辿っていけば、箕ノ輪山付近に達することができる。残雪歩きに使えそうである。
 赤湯の前に登山道入り口があることを確かめてから、少し戻ってレイクサイト角神駐車場の駐車場に車を停めた。桜の季節は混み合うのかもしれないが、閑散としていた。家を出た時は雲が垂れ込めていたが、天気は回復してきており、青空ものぞいていた。
 赤湯登山コースの入り口からは、しばらく沢沿いのへつり道が続いた。鉄パイプで補強された橋を渡ると、杉林の中の急な登りが始まった。谷奥には、砂防ダムが見えていた。連休の疲れもあるのか、足は重かった。杉林を抜けると、新緑が美しい雑木林の中の歩きになった。
 登りは意外に短く、250m標高で林道に飛び出した。しばらくは林道歩きを続けることになった。汗をかいた体に吹き抜ける風が気持ちよかった。400mピークをまくと、山頂一帯に整備されている遊歩道の入り口に出た。林道をそのまま進んだ方が早そうだが、遊歩道を歩くことにした。途中、美しいブナ林も現れた。
 林道に飛び出すと、その先に展望台が造られていた。以前も、ヘアピンカーブする阿賀野川の眺めを楽しんだ場所であった。崖にせり出すように展望台が造られていた。土台はコンクリートで囲まれているが、冬の間に雪で流されないか心配である。阿賀野川と黒崎山、棒掛山の眺めを楽しんだ後に、赤崎山の山頂に向かった。緩やかに登っていくと赤崎山の山頂に到着した。東屋やベントが整備されているが、阿賀野川の眺めの点では、展望台の方が素晴らしい。ただ、山頂からは鍋倉山や御神楽岳を眺めることができたので、また別な楽しみがあった。
 ひと休みの後、サイノカミ峠登山口へ下山を開始した。このコースはヒトリシズカの花が楽しみなのだが、時期は過ぎていたものの、残った花をみることができた。
 サイノカミ峠登山口からレイクサイト角神駐車場へは、緩やかな下りで、20分弱の歩きであったので、特に苦になるほどではなかった。
 今後は、この周回コースで赤崎山に登ることになる。


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