弥彦山

弥彦山


【日時】 2013年4月6日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【コース】 八枚川登山口より雨乞山コース・妻戸尾根周遊
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:50 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=9:00 八枚沢登山口〜9:15 発―10:57 弥彦山―12:06 八枚沢登山口=(往路を戻る)=13:10 新潟
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院の置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 ウズベキスタン旅行を控えて、軽い山歩きですませることにして、弥彦山に出かけた。雪割草は終わりに近いが、それに代わってカタクリが咲き始めているはずであった。カタクリの花が開くのを待つならば、遅い時間の出発が良いのだが、午後から天気が崩れるようなので通常の時間に家を出た。
 この時期は、 八枚沢登山口の駐車場は満杯のはずなので、猿ヶ馬場から歩き出そうかと思ったが、到着してみると、弥彦スカイラインの入り口のゲートが締まっていた。四月に入って弥彦スカイラインは開通しているはずのので、道路の点検が済んだ9時あたりにゲートが開くかなと思ったが、待つのも面倒なので 八枚沢登山口に戻った。林道に入ると路上駐車の車の列が見えたので、入ってすぐ先のスペースに車を停めた。車の中で朝のコーヒーを飲んでいると、車が奥に進んでいき、また引き返してくるのが見られた。
 歩き出すと、団体が歩き出すのを何組も追い抜くことになった。この日は、県外かの登山客も多いようであった。
 いつものように、時計回りに歩くことにした。沢を跨ぎ越すと、階段登りが続く。登山道の周りには、雪割草の花も咲いていたが、すでに盛りは過ぎていた。といっても、県外からの登山者ならば、これでも楽しめるであろう。傾斜が緩むと、カタクリに彩られた尾根歩きに変わった。
 雨乞山との分岐に出ると、日本海からの風も強まった。天気の崩れも早そうであった。カタクリを眺めながらの登りが続いた。西生寺からの裏参道が合わさる能登見平からは、登山者も多くなった。ここから妻戸山分岐までが一番きつく感じられる登りになる。到着した弥彦山山頂は、登山者で賑わっていた。時間も早いので、昼は家に戻ってからということで、すぐに下りにとりかかった。
 妻戸尾根は一気の下りになる。階段が続くので、ここを登りに使うと、辛い思いをする。すれ違う登山者は、一様に草臥れた顔をしていた。この尾根でも雪割草が見られたが、盛りは過ぎており、写真を撮るほどでないため、下りの足を速めることになった。


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