重倉山

重倉山


【日時】 2013年1月13日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 粟ヶ岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 重倉山・しげくらやま・294.9m・二等三角点・新潟県
【コース】 中浦ヒメサユリ森林公園より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:30 新潟=(R.49、茅野山IC、R.403、新津、加茂、R.290、上谷地、中浦 経由)=9:40 中浦ヒメサユリ森林公園〜10:10 発―10:55 重倉山〜11:05 発―11:28 中浦ヒメサユリ森林公園=(往路を戻る)=12:50 新潟

 重倉山は、粟ヶ岳の西山麓にある里山である。麓に「中浦ヒメサユリ森林公園」という、野外レクリエーション施設が設けられ、そのためにハイキングコースとして遊歩道が整備されたようである。

 昨日の大山は、青空のもとの登山を楽しんだが、天気予報通りに昼からは崩れて、雨の中の帰宅になった。本格的な雨となって、夜まで降り続いた。朝には小雨になったが、予定していた藪山は、雪の状態はともかく、枝に付いた雨粒を被ることになるので、避けた方が無難であった。しっかりした道が続く山として、重倉山を選んだ。先回歩いたのは2007年2月だったので、ここらで様子見がてら、歩いてみるのも良い。
 入中浦の集落を過ぎると、左に中浦ヒメサユリ森林公園が分かれる。直進すれば鹿熊の集落に通じるので、ここまでの除雪は確実と思っていたが、中浦ヒメサユリ森林公園方面の道も、完全な除雪が行われていた。結局、中浦ヒメサユリ森林公園まで車で入ることができ、重倉山方面に延びた道の、除雪終点部に車を停めた。
 雨が降っていたので、車の中でしばらく様子見をした後に歩き出した。先回はスパイク長靴での歩きであったが、今回は車の脇でスノーシューを履いて歩き出した。イクステンションをつけても、雨でグズグズになった雪は潜って足がとられた。
 林道を進んで、重倉山登山道入り口の標識が置かれている左の谷間に入る。山頂まで林道幅の道が切り開かれているが、雪に埋もれて、段々になった棚田を乗り越していくことになった。
 谷を詰めたところで、杉林の中を右手の尾根に向かって登る。杉林の中は、雪が締まって歩きやすくなっていた。尾根上に出ると、山頂に向かっての九十九折の登りが始まった。かろうじて林道の痕跡を見分けられる状態であった。小さな山であるが、この登りでは、途中で息を整える必要があった。
 九十九折を終えると、山頂へは、緩やかな尾根を少し辿る必要になる。重倉山の山頂は、すぐ先に送電線の鉄塔が立っているのが目障りである。雪原の中に盛り上がったところがあったので、ストックで雪を落としてみると、「皇太子殿下御成婚の森」の標識であった。
 雨が降り続いていたので、スノーシューのイクステンションを外した後にすぐ下山を始めた。下りは、快調に歩いて、短時間で車に戻ることができた。

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