テレビ塔

テレビ塔


【日時】 2012年11月25日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 朝日連峰周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 テレビ塔・てれびとう・440mなし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 村上/小国/安角、越後下関
【コース】 丸山公園より
【ガイド】 「山の遊学道」(山遊亀私費出版)、関川村山岳渓流地図

【時間記録】 6:30 新潟=(R.7、R.290、R.113 経由)=8:05 丸山公園〜8:30 発―9:26 テレビ塔〜9:46 発―10:32 丸山公園=(往路を戻る)=12:10 新潟
 テレビ塔は、関川村の荒川右岸の丸山公園の奥に聳えるピークである。テレビ塔への管理道が設けてあり、軽登山を楽しむことができる。

 前日からの雨も回復して、昼には晴になるというので、気になっていた関川村のテレビ塔に出かけることにした。車を走らせると、飯豊方面は雲が厚くて、天気の回復が遅れているのが判った。迷ったが、そのまま車を走らせて、関川村を目指した。
 国道から分かれて丸山大橋を渡ると、その先に大駐車場が設けてある。小雨がぱらついたため、車の中でしばらく待機することになった。
 地図に破線が記されているが、登り口は判らなかった。駐車場の背後の芝地の上にある東屋に向かうと、山の高みに向かって電線が続いていた。アンテナ施設へ続いているはずで、これを辿れば良いようであった。登り口にテープも取り付けられていたが、期待していたような登山道ではなく、踏み跡状態であった。急斜面を枝を掴みながら登ることになった。尾根沿いでもあり、道を外れる心配はなかったが、灌木に雨粒がついているため、掻き分けると頭から水を被る状態であった。この状態が続くようだと、テレビ塔まで達するのは難しいと思えてきた。
 標高差50m程を登ったところで、右手から普通の状態の山道が合わさった。この後は、ハイキングといっても良い歩きに変わった。帰りには、この山道をそのまま下ってみることにした。
 山道は、尾根の左右を巻くようにしながら緩やかに登っていった。紅葉も終わって、木立の間から雪を被った飯豊連峰を垣間見ることができた。右手の谷を挟んだ向こうのピークにアンテナが見えてきたが、まだ高い所にあった。
 コースを右に変えていくと、アンテナピークの下に出て、最後に数回カーブを切ると、アンテナ施設が現れた。木立に囲まれて、期待していたような飯豊の展望はなかった。施設の建物の階段を登ると、越後下関方面を眺めることができた。  地図では、破線はさらに先に続いている。踏み跡を辿ったが、484mピークへの登りで、はっきりしなくなった。もとはマイクロウェーブの反射板に続いていたが、反射板が撤去されたことによって、道も藪にかえったものと思われる。藪は薄かったが、先に進んでも名のあるピークに出るわけでもないので、引き返すことにした。
 アンテナピークから下り、登りの際に合わさった道を下ってみることにした。トラバース気味に下っていくと、伐採地を抜けることになり、作業道に出た。左に下って折り返すと、鷹巣キャンプ場に通じる遊歩道に出て、すぐ先が丸山公園であった。このコースを登りに使おうとすると、伐採地の中で道を見失いやすそうである。

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