角田山

角田山


【日時】 2012年8月418日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【コース】 浦浜コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】 浦浜コースは無し

【時間記録】 8:30 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、角田浜、R.402 経由)=9:20 浦浜登山口〜9:28 発―10:18 五ヶ峠分岐―10:45 角田山〜11:00 発―11:19 五ヶ峠分岐―12:25 浦浜登山口=(往路を戻る)=13:30 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。夏は、標高も低く暑いことから敬遠されがちであるが、お盆が近づく頃、浦浜コースは、キツネノカミソリの花が群落となって咲くことから、この時期に限っては登山者で賑わうことになる。

 毎年恒例ということで、キツネノカミソリを見に角田山に出かけることにした。晴天とあって、海水浴客で賑わっているかと思ったが、角田浜も浦浜も駐車場に空きの方が目立っていた。それに対し、浦浜の登山者用駐車場は、ほぼ満杯の状態であった。
 歩き出しの丸太の段々の急登でいきなり息がきれた。汗もしたたり落ちて、このような暑さの中で山歩きをするのがいやになった。体の熱がそのまま溜まってしまう感じであった。熱中症にならないように、歩くペースを考える必要があった。
 東屋に到着すれば、その後の傾斜は緩やかになる。ヤブランやキツネノカミソリの花も現れて、やはり登ってきてよかったという気持ちになった。昨年の訪れは、海外旅行のために、花には時期が早かったが、今回は花盛りであった。斜面いっぱいに咲くキツネノカミソリは見事であった。
 花がなくなると、登りに専念することになる。目的はキツネノカミソリであるが、一応は山頂を踏まなければならない。汗がしたたりおちて、辛い登りになった。北アルプスあたりの高山を登る方が楽なのではないだろうか。
 角田山の山頂に到着して、木陰でひと休みした。山頂の登山者は多くはなかったが、浦浜コース以外のコースからも登ってきている者がいるのは驚きであった。花が目的でなければ、この時期に角田山は登りたくはない。
 帰りは、花の写真を撮りながらのんびり下った。ばててしたったようで、途中で休んでいる者もいた。

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