月山

月山


【日時】 2012年6月9日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 津川周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
月山・がっさん・336.5m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/津川/越後豊川
【コース】 廣瀬神社より周回
【ガイド】 緑に親しむ新潟県森林浴の森100選(新潟日報事業社)

【時間記録】 8:05 新潟=(R.49、津川 経由)=9:30 上川村郷土資料館〜9:50 発―10:12 四等三角点ピーク―11:45 月山〜11:58 発―11:18 小山登山口―11:50 上川村郷土資料館=(往路を戻る)=13:30 新潟
 月山は、会越国境の御神楽山の登山口にあたる上川村にある丘陵である。山頂付近には、ブナ林が残り新潟森林浴100選にも選ばれ、ハイキングコースとして整備されている。

 いよいよ梅雨入りのようで、雨の土曜日になった。傘をさしても歩ける山ということで、津川の奥の月山に向かうことにした。先回登ったのは2006年5月なので、それなりの時間が経っている。
 先回と同じように上川村郷土資料館の駐車場から歩きだすことにした。歩き出す準備をしていると、向かいの民家のおばあさんから「月山かい」と声を掛けられた。月山を登る者は、それなりにいるようである。
 月山の入り口は少し判りにくいが、廣瀬神社の鳥居をくぐって進む。ブランコも置かれた空地の脇をかすめると、杉林の中の登りになる。石段が設けられているが、苔で滑りやすくなっており、そのためか、脇にパイプの手すりが設けられている。長い石段登りで、早くも息が切れた。ひと汗かいて廣瀬神社の境内に到着した。月山への登山道は、お堂の奥から続いていた。登りを続けて尾根上に出ると、雑木林に囲まれるようになって、森林浴といった感じになった。
 三角点ピークに出ると、ガスが流れるなか、集落を見下ろすことができた。この三角点ピークの前後は、尾根が空堀跡のように切られている地形がみられ、山城が置かれていたような感じもあった。
 この後は、多少のアップダウンのある尾根歩きが続いた。低山ではあるが、大木も見られ、自然は良く残されていた。
 月山の山頂直下で右にトラバースすると小山方面からの登山道に出て、これを左に辿ると、すぐ先が山頂であった。お堂の軒下で雨宿りしながら、ノンアルコールビールを飲んで大休止にした。
 下りは、小山への登山道に進んだ。この道が月山の表参道であるようで、途中には石段や倒れた石灯篭も現れる。雑木林の尾根を下っていくと、杉林が広がるようになり、右に方向を変えると、すぐに田圃脇に出た。
 田圃を横切った先の農道は右に進む。少し先で左に曲がって坂を登ると、車道に飛び出して小山の集落に出る。あとは少し長く感じられる車道歩きを頑張って、上川村郷土資料館の駐車場に戻った。

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