袴腰山

袴腰山


【日時】 2012年5月31日(木) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 下田周辺【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 高城・たかじょう・370m・なし・新潟県
 袴腰山・はかまごしやま・526.1m・三等三角点・新潟県
【コース】 高城より最明寺へ
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:10 新潟=(R.49、亀田、R.403、加茂、黒水、R.290、森町 経由)=9:20 高城登山口〜9:40 発―10:47 高城―11:25 袴腰山〜11:37 発―12:06 高城―13:44 高城登山口=(往路を戻る)=15:10 新潟
 袴腰山は、粟ヶ岳から東に延びる尾根の末端部に位置する山である。袴腰山への登山道は、長禅寺からと八木鼻からのコースが主に利用されている。特に長禅寺から高城を経由する登山道は「ひめさゆりの小径」として、5月中旬から下旬にかけては、地元開催の祭りも行われ、ヒメサユリ見物のハイカーで賑わう。

 今年は冬の豪雪の影響か、昨年よりは一週遅れて下田のヒメサユリが盛りになった。6月2日よりヒメサユリ祭りになるというので、混雑する前に花見に出かけることにした。
 下田方面は昨年の集中豪雨で甚大な被害を被った。加茂から森町に抜ける近道も、道路復旧のために通行止めになっており、迂回する必要があった。ヒメサユリ見物のための駐車場が設けられていると聞いていたが、長禅寺脇の登山口へ登っていく林道の入り口に設けられていた。
 いつものように、八木鼻方面に下ったから戻ってくることにして五十嵐川沿いの車道を進むと、復旧工事のために通行止めになっていた。昨年まで駐車場に使われていた田圃脇の畦道も、土砂に覆われていた。結局、単純に袴腰山を往復することにして、林道を登って、高城登山口に向かった。ヒメサユリ祭りのために、仮設テントや協力金徴収の準備をしていた。平日であったが、他の登山者も多く賑わっていた。
 今回は、三脚も持って、花の撮影がメインであった。花は八分咲きといった所で蕾も目立ったが、その代わりにしおれた花は無かった。レンズは標準ズーム、望遠ズーム、90mmマクロを用意したが、結局、90mmマクロレンズが一番使いやすかった。
 入山者の多くは、花が目当ての軽装のハイカーが多かった。高城手前のトラバース部は、昨年の豪雨によって登山道が崩落し、代わりに尾根沿いの道が切り開かれていたが、その分m余計な上り下りが必要になった。ヒメサユリの花は、この迂回路入口まで途切れなく続いていた。
 高城では大勢が休んでいた。一旦三脚を締まって、袴腰山への急登に備えた。花を見ながらのんびりと歩いてきたために体が慣れておらず、ここからの登りがきつく感じられた。
 袴腰山の山頂には大汗をかいて到着した。山頂から眺める粟ヶ岳も雪がずいぶんと少なくなっていた。山頂は登山者で賑わっていたが、皆日影で休んでいた。
 高城までは普通に歩いたが、その後はヒメサユリの写真を撮りながらのんびりと歩くことになった。

山行目次に戻る
表紙に戻る