角田山

角田山


【日時】 2012年4月25日(水) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
角田山・かくだやま・481.2m・二等三角点・新潟県
【コース】 登り:宮前コース 下り:宮ノ沢コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:50 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=7:35 宮前コース登山口〜7:55 発―8:42 三角点―9:13 角田山―9:58 林道終点―10:20 車道―10:38 宮前コース登山口=(往路を戻る)=11:20 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている山である。各方面から登山道が開かれており、変化に富ん登山だ山歩きを楽しむことができる。

 夕方から用事があるものの、昼間に時間が空いたので山に出かけることにした。中国旅行から帰って風邪をひいて体調も万全でなかったので、軽く歩くことにして角田山に出かけることにした。
 宮前コースから登ることにしたが、この登山口は、新潟市からも近く、最近では人気のコースになっているようである。先回歩いたのは2006年なので、かなりの時間が経っている。
 宮前コース登山口の駐車場は、時間が早かったせいか、他の車はまだ無かった。このコースを初めて歩いた時は、踏み跡状態であったが、現在ではしっかりした登山道が整備されている。
 緩やかな高まりを越すとしの竹の中を抜けるようになり、その先で急な登りが始まる。尾根上に出るまでは、ひと汗かくことになるが、運動には良い。登山道脇には、イカリソウの白い花が沢山見られた。スミレサイシンやナガハシスミレが紫色の花を咲かせ、春はカタクリの季節から先に進んでいた。
 尾根上に出て台地を進むと、右手に鳥之子神明社への道が分かれた。神社に寄っていくと、赤い鳥居の手前の湿地にはミズバショウが咲いていた。
 再び細尾根の登りに変わるが、登山道周囲は藪が刈り払われて、見通しが良くなっていた。以前はもっと藪っぽかった気がする。
 三角点ピークを越えると、一旦下りになって、角田山への最後の急坂が始まる。急坂をひと登りした所で、宮ノ沢への尾根道が分かれるが、こちらもしっかりした道が続いていた。帰りは宮ノ沢コースを使うことにした。
 角田山への最後の登りは、固定ロープも整備されている急坂である。ステップもしっかりしているので、登りには問題ないが、下りは滑りやすいので足元に注意が必要である。 急坂の途中で、単独行の女性に追い抜かれた。角田山では、どうも歩くスピードで負けることが多い。斜面の脇には咲き残りのカタクリも見られ、花を眺めながら歩きたい。
 急坂が終わると、湯ノ腰温泉からの登山道が合わさって、山頂到着になる。山頂広場には、数人の登山者が休んでいるだけで、静かな雰囲気であった。
 下りは、宮ノ沢コースに進んだ。分岐から先は緩やかな下りが続いて歩きやすい道である。沢が近づくと杉林が広がるようになって、道が少し判りにくくなった。沢の二又に出た後は、沢沿いに下っていくことになる。ニリンソウの花が多く見られた。砂防ダムの堰堤に出ると、その後は、林道の歩きになる。別荘地を抜けると車道に出て、後は車道歩きで登山道に戻ることになる。駐車場は、満車状態になっており、このコースの人気のほどが伺われた。

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