高坪山

高坪山


【日時】 2011年9月3日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 蔵王山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
高坪山・たかつぼやま・570.5m・二等三角点・新潟県
【コース】 蔵王コースから虚空蔵コースへ
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/中条、小国/坂町、中条、越後下関、安角
【ガイド】 新潟ファミリー登山(新潟日報社)

【時間記録】 7:30 新潟=(R.7、R.113 経由)=8:45 高坪山登山者用駐車場〜8:58 発―9:04 登山道入口―9:44 黒川分岐―10:04 高坪山―10:47 虚空蔵山―11:24 登山道入口―11:30 高坪山登山者用駐車場=(往路を戻る)=12:45 新潟
 新潟平野の東端に沿っては、いくつもの山塊が連なっているが、荒川と胎内川の間には蔵王山塊と呼ばれるひとかたまりの山がある。高坪山は、この蔵王山塊の最高峰である。高坪山には、ハイキングコースが整備されて、手軽な山として親しまれている。

 台風が四国に接近しており、全国的に雨になっている。新潟岳は雨を免れているが、フェーン現象で気温が上がっている。近場の山を登るしかないが、暑さに耐えながらの登りになるのは必至である。お馴染みの山として、高坪山に出かけることにした。
 高速の無料化も終わったので、一般道を使うが、中条方面では時間はあまり変わらない。登山道入り口まで車で進むこともできるが、いつものように高坪山登山者用駐車場に車を停めた。車に当たってくるアブがいたものの、刺してはこなかった。虫の心配をするのもあと僅かのようである。
 駐車場から登山道入り口までは登り坂であるが、暑さが厳しく、早くも汗びっしょりになった。先回、2010年12月19日に高坪山を登ったのは、虚空蔵コースからであったので、今回は蔵王コースから登ることにした。
 三叉路から右手の蔵王コースに進むと沢に出る。木の橋で沢を渡ると、階段登りで尾根に上がる。登りの傾斜が増すと、暑さが堪えた。その後は尾根の登りが続き、体力に注意しながら歩き続ける必要があった。時折、太陽が雲で隠されるとほっとした。尾根を吹き抜ける風は熱風であったが、元気を取り戻すことができた。
 見晴らし、さらに黒川分岐を過ぎると、ブナ林が広がる。ブナ林を眺めながら、高坪山への最後の登りに汗を振り絞ることになった。
 登りついた高坪山の山頂には、誰もいなかった。この日に出会った登山者は、三名で、この季節に登る者は少ない。山頂からは、日本海や粟島の眺めが広がっていた。
 虚空蔵山に向かっては、尾根道が続くが、小さなアップダウンがあり、意外に体力を必要とする。飯豊展望台でひと休みしたが、飯豊連峰は厚い雲で覆われていた。
 虚空蔵山からは、尾根の一気の下りになる。下界が近づくにつれて、暑さが厳しくなってきた。
 とりあえず登山を終えて、早めに家に戻ることにした。

山行目次に戻る
表紙に戻る