剣ヶ峰

剣ヶ峰


【日時】 2011年4月9日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雨

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 剣ヶ峰・けんがみね・292m・なし・新潟県
【コース】 麓より周回
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/寺泊、弥彦
【ガイド】 中部北陸自然歩道トレッキングガイド「弥彦・国上エリア」

【時間記録】9:00 新潟=(新新バイパス、西バイパス、R.116、寺泊、新潟寺泊線 経由)=10:10 麓一区〜10:25 発―11:05 林道―11:30 剣ヶ峰―12:10 林道―12:45 麓一区=(往路を戻る)=14:00 新潟
 日本海に沿って並ぶ国上山、弥彦山、角田山の三山は、ハイキングの山として新潟周辺の登山者に親しまれている。国上山と弥彦山との間にある剣ヶ峰は、一段低いながら、三角形の山頂が遠くからも良く目立つ山である。剣ヶ峰の東、麓地区の背後に位置する246mの黒滝城跡は、上杉家ゆかりの山城が置かれ、北陸道の軍略上の重要な拠点として機能していた。現在では、山頂直下まで林道が延び、山頂一帯は森林公園として整備されている。

 雨のため、先週歩いた剣ヶ峰に出かけることにした。途中で別な道に進んでいた本来の南沢登山道を歩いて確かめるためである。
 麓の集落の林道入り口のゲートは取り除かれていた。蛇崩川沿いの登山道は、沢をからみながら歩くことになるが、雨の日でも増水の心配なく歩くことができた。
 雪割草保護の看板のある二又で、この日は右の道に進んだ。こちらが本来の登山道のようである。沢の縁を辿るが、崩壊が進んでいるところもあり、最後は沢の中を歩くようなところも出てきた。
 杉林の中に入ると、前方の高みに林道が横切っているのが見えた。杉の落ち葉で登山道は判らなくなった。林道に上がるのには、左手の枝尾根を登るのが簡単だったので、ひと登りして林道に出た。林道を歩いて黒滝城跡に向かうと、枝尾根が落ち込むところに、「南沢清水・滝の道」という標識が置かれていた。最後の杉林では、右手の尾根に沿って登ればここに出てくるようである。
 今日の目的の南沢コールを確かめることができたが、剣ヶ峰を登っていくことにした。 黒滝城跡前の鞍部から剣ヶ峰をめざした。剣ヶ峰の山頂は、カタクリのお花畑が一面に広がり、雨の中で閉じているとはいえ、沢山のカタクリの花が並ぶ姿は美しかった。雨にカメラを濡らさないように、数枚撮影するのがやっとだったのは残念であった。
 下山は、村界尾根を下ることにした。こちらもカタクリロードになっていた。来年は、晴れた日にこのコースを歩くとしよう。

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