国上山

国上山


【日時】 2011年3月5日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 国上山・くがみやま・313.2m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/三条、弥彦/寺泊、弥彦
【コース】 国上寺西参道
【ガイド】 新・新潟ファミリー登山(新潟日報社)、新花の山旅(新潟日報社)、新潟県のふるさとの散歩道(新潟県観光協会)

【時間記録】 7:10 新潟発=(R.402、野積大橋、国上入口 経由)=8:20 上・下堤〜8:30 発―10:14 国上寺―10:40 国上山―11:28 国上寺駐車場―11:46 上・下堤=(往路を戻る)=13:00 新潟
 国上山は、角田山から弥彦山に連なる丘陵の西端にあって、その西の麓には信濃川から日本海に向かって大河津分水が切り開かれている。国上山には、良寛ゆかりの国上寺(こくじょうじ)があり、史跡巡りの観光で訪れる人も多い。また、酒呑童子はこの国上寺の稚児であったという伝説も残されている。低山ながら展望に優れ、ハイキングコースも良く整備されている。

 3月に入ったにもかかわらず、寒の戻りがあり、新潟市内でも雪が積もった。例年なら3月中旬から雪割草見物が始まるので、弥彦山塊の雪解けの具合を確かめに出かけることにした。
 角田山や弥彦山は、麓からの眺めでも雪で白く見えるので、三山の中でも一番低い国上山を登ることにした。
 いつものように、上・下堤脇に車を停めて歩き出した。中部北陸歩道として整備されているにもかかわらず、国上寺の駐車場から歩く者が大部分で、この道を歩く者は少ない。 麓には、僧坊跡のような土壁や土蔵が目立つ家が並んでいる。車道から別れて山道に入ると、良寛月見坂になる。ここのところ、スノーシュー歩きが続いて、普通の道を歩くのは久しぶりである。階段登りに、息が切れた。
 一旦車道に飛び出してから、分院の間の石畳道を登ると五合庵に到着する。ぱっとしない天気のためか、観光客もいなかった。
 ひと汗かいて、国上寺に到着。ここから登山道歩きの開始になる。すぐに雪道の歩きに変わってしまった。オウレンの花でも見られるかと期待していたが、すっかり雪景色になっていた。雪道は、踏みしめられており、足跡をたどる分には、潜ることもなかった。ただ、凍結しており、スパイク長靴なら問題はないものの、普通の登山靴で足元がおぼつかない登山者もいた。
 国上山の山頂に到着したが、そのまま通過した。花も期待できず、足慣らしが目的の登山になっていた。蛇崩から稚児道を回った。
 今年の春は、遅いようである。

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