三ノ峠山

三ノ峠山


【日時】 2011年1月23日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 吹雪

【山域】 長岡東山連峰
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 三ノ峠山・さんのとうげやま・468.6m・三等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/半蔵金
【コース】 長岡市営スキー場より
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:00 新潟=(北陸自動車道、中之島見附IC、R.8 経由)=8:10 長岡市営スキー場駐車場〜8:35 発―9:30 引き返し―10:05 長岡市営スキー場駐車場=(往路を戻る)=12:20 新潟
 三ノ峠山は、長岡市街地から望む時、東山連峰の主峰の鋸山の前に見える前衛峰である。北西部の山腹に長岡市営スキー場が設けられていることから、親しまれている存在ではあるが、山道はあるものの山頂をめざす登山者はほとんどいない。

 久しぶりに、路面が乾いた朝になった。ここのところ下越の山が続いたので、久しぶりに中越方面に出かけることにして、三ノ峠山を選んだ。長岡市営スキー場から歩き出すため、駐車場の心配がないのはありがたい。
 高速を走って長岡が近づくと、本降りの雪に変わった。長岡市営スキー場では、駐車場の除雪が終わったところであった。登山の準備をしている間にも、スキー客が続々と到着してきた。このスキー場は、家族連ればかりであるが、地元のスキー場として一定の需要がある。
 スノーシューを手に持って、ゲレンデに向かった。レストハウスから牧場方面に圧雪の道が付けられていた。プレハブの休憩所脇から尾根に取りついたが、底なし状態の深雪で、僅かな坂が登れずに、取りつきを求めて移動することになった。
 尾根を回り込んだ先が、キャンプ場入り口で、トイレや管理棟が雪に埋もれていた。ここから歩き出した。スノーシューにイクステンションを付けても、膝まで潜る新雪であった。歩き出しで、山頂に達することはできないことが判った。
 一歩ずつ歩き、なんとか炊事棟も設けられたキャンプ地から出たが、尾根沿いに進んだ右手から尾根が合わさる二度目の地点で引き返すことにした。500mほどに40分かかっていた。戻りも、トレースがあるといっても、ラッセル状態の歩きになった。山の雑誌では楽しいスノ―シューばかりが紹介されるが、これもスノーシュー歩きの一面である。
 今年に入って、中越は雪が降り続いており、雪は深い上に晴れ間が出ていないために締まっていない。雪山の作戦にも頭を悩ますことになった。

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