善光寺山

善光寺山


【日時】 2011年1月2日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 長岡東山、山古志
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 善光寺山・ぜんこうじやま・159m・なし・新潟
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/片貝
【コース】 洞照寺より
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:20 新潟=(北陸自動車道、中之島見附IC、R.8、川崎北、R.351、栃尾 経由)=9:20 菅畑〜9:43 発―(林道途中まで)―10:46 菅畑=(栃尾、R.351、川崎北、R.17、十日町 経由)=11:37 洞照寺―12:26 善光寺山―13:10 洞照寺=(十日町、R.17、川崎北、R.8、中之島見附IC、北陸自動車道 経由)=14:30
 善光寺山は、長岡東山の金倉山から北西に延びる尾根が平野部に落ち込むところにある山である。

 例年のように、元旦は家の雑事に費やし、二日が山歩きの開始になる。昨年のクリスマス頃から風邪をひいて、現在も完全には治っていないが、新年そうそう山を休むわけにはいかない。
 昨年末にまとまった降雪があり、現在では低山も雪山に変わっている。ただ、雪山シーズンも始まったばかりで、藪は完全には覆い隠されていない。スノーシュー歩きに適した山を考え、林道が山頂まで通じている桑代山を登ることにした。
 以前にも雪のシーズンに登ったことはあったのだが、その時は、除雪がかなり奥まで行われていた。ところが、今回は、菅畑の人家が途切れるところで、除雪は終わっていた。
 スノーシューにイクステンションを付けて歩き出した。スノーシューの潜りは30センチまではいかなかったが、足の負担は大きかった。
 結局、このままのペースだと、林道入り口までは1時間ほどかかり、山頂までは行けそうもなかった。年の最初の山行で中退というのも感心しないので、登れる山へと計画変更することにした。桑代山はあきらめたといっても、車に引き返すまでの歩きでも体力を消耗した。結局1時間のスノーシュー歩きであった。
 計画変更ということで、金倉山の北西山麓部にある善光寺山に向かった。国道から別れて山に向かうと、新幹線の線路下を通過し、洞照寺に行き当たる。右手に駐車場があったので、ここから歩き出すことにした。
 善光寺山は、お寺の裏山であるが、境内の裏手にはお墓が並んでいるようで、ちょっとそこを通るのは気がひける。
 お寺の北側から、破線が東の肩を通過している。これが道として残っているならば、これをアプローチに使って登れるはずである。
 人家の間を抜けていくと、除雪終点になったが、その先に破線に記されていた道が続いていた。
 スノーシューを履いて歩き出した。丸いわかんの跡が続いていたが、奥にある養鯉池の見回りのためのようであった。
 わかん跡から別れて、さらに山道を辿って登っていくと、右手の沢を見下ろすようになってきた。善光寺山へは、右に方向を変える必要があるので、どこでこの沢を巻くのかが問題になった。
 山道に引きずられて少し行き過ぎてしまったところで、右に方向を変えた。少し下ると、沢の源頭部に出た。少し下には埋もれかかった堰堤があり、トラバース気味の道が、登ってきた尾根から続いていた。少し大回りをしてしまったようである。
 ここからは、緩やかな登りを続けていくと、特に難所もなく、善光寺山の山頂に到着した。お堂のようなものでもあるのかと期待していたが、赤布をはじめ、人工物は全く見られなかった。雑木林の間から、新幹線の線路が見えていた。この山では、時折、新幹線が通過する音が聞こえていた。
 帰りは、源頭部からトラバース道に進み、後は尾根沿いの下りを続けるばかりになった。往復1時間半ほどの歩きであったが、雪の関係で結構体力を使い、地図読みもしなければならない山であった。

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