角田山

角田山


【日時】 2010年12月11日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【コース】 ほたるの里コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】 ほたるの里コースについてはなし

【時間記録】 7:40 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、亀貝IC、R.116、巻町、R.460 経由)=8:40 ほたるの里コース登山口〜9:00 発―9:30 あずまや―10:30 五りん石分岐―9:20 角田山―10:33 五りん石分岐―11:00 あずまや―11:20 ほたるの里コース登山口=(往路を戻る)=12:30 新潟
 新潟からのファミリーハイクの山として最も親しまれている角田山には多くの登山コースが設けられている。日帰り温泉施設の「じょんのび館」近くから歩くほたるの里コースは、比較的新しく整備されたコースである。

 昼から群馬県の法師温泉に出かけるのだが、ここのところ山歩きのペースが落ちているので、なんとしても山歩きを行っておきたかった。昼までに無理なく帰ることのできる山として、角田山のほたるの里コースを歩くことにした。このコースを前回歩いたのは、1995年3月で、かなり時間が経過している。
 国道460号線を五ヶ浜トンネルに向かうと、五ヶ峠への旧道が分かれる分岐に登山口がある。路肩に駐車場が設けられており、登山者の車も五台ほど置かれていた。
 一段高いところにある平成観音まで車道が通じており、車で上がることもできるが、体力作りが目的のため、登山口から歩きだした。擬木の階段登りが続き、歩幅があわないこともあい、いきなり息がきれた。
 登山口のトイレの前を通り抜けると、登山道が始まる。登山口付近は、雪割草が植えられており、立ち入り禁止のロープが張り巡らされていた。
 杉林の中をひと登りすると、尾根上に出て、しばらくは緩やかな尾根歩きが続く。角田山の各登山道は、それぞれ独自の雰囲気を持っているのが面白い。木々の葉も落ちて、本格的な冬の訪れの前の静けさがただよっていた。
 小さなアップダウンを続けていくと、あずまやが現れる。本コース随一の展望地になっており、守門岳、粟ヶ岳、白山、菅名岳、五頭山、飯豊山といった新潟平野を縁取る山々の眺めが広がっていた。山の山頂部もすっかり白くなっていた。
 三角点の置かれた小ピークでコースは、左に向きを変える。少し下った後、急登が始まる。後ろから追いついてきた登山者に追い抜かれた。
 足元の滑りやすい急斜面で、ロープも張られていたが、足元にも注意が必要である。五りん石コースが合わさる分岐の先も急坂が続く。体力つくりにはよいコースである。
 角田山に到着してみると、登山道整備の資材が積まれていた。登山道も泥だらけになっており、登山靴の底にへばりつくので、歩き回りにくくなっていた。久しぶりに観音堂前の展望地に行ってみようかと思っていたのだが、黒雲が広がってきたので、急いで下山することになった。
 下りの途中、登ってくる登山者にも多くすれ違った。

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