角田山

角田山


【日時】 2010年8月7日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 角田山
【山名・よみ・標高三角点・県名】 角田山・かくだやま・481.7m・二等三角点・新潟
【コース】 浦浜コース
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/角田山
【ガイド】 浦浜コースは無し

【時間記録】 8:50 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、角田浜、R.402 経由)=9:55 浦浜登山口〜10:06 発―11:19 角田山〜11:32 発―12:30 浦浜登山口=(往路を戻る)=13:30 新潟
 弥彦山と連なって日本海の波打ち際にたたずむ角田山は、佐渡弥彦国定公園に指定され、新潟市民の日帰り登山の山として最も親しまれている。角田山は、各方面から登山道が開かれており、変化に富んだ山歩きを楽しむことができる。四季を通じて登られている山であるが、特に春の雪割草の時期には、県外から観光バスを連ねて団体がやってくるようにもなっている。夏は、標高も低く暑いことから敬遠されがちであるが、お盆が近づく頃、浦浜コースは、キツネノカミソリの花が群落となって咲くことから、この時期に限っては登山者で賑わうことになる。

 次の週にソウル旅行に出かけることから、日曜日にはその支度を行う必要がある。土曜日に日帰り登山を行うにしても、新潟周辺の山は標高も低く、猛暑もあって、適当な山がない。結局、お盆の頃に咲くキツネノカミソリを見に角田山に出かけることにした。
 角田浜からシーサイドラインを走ったが、海水浴客は、さほど多くは無いようであった。学校跡地の登山口駐車場はほぼ満杯の状態であった。この季節は、藪蚊も多いので、虫除けスプレーを体に吹きかけてから歩き出した。
 階段登りの連続で、いきなり息があがった。登山道を整備してくれるのは有難いものの、段の高さが歩幅にまったくあっていない。
 あずまやに出て急登はひと段落するが、ここまでの登りですでに大汗をかいていた。いつもならこの付近からキツネノカミソリが現れるのだが、全く見られなかった。ヤブランの花も少なめであった。
 笹藪を抜けていくと、ようやくキツネノカミソリが咲いていた。いつもなら左手の谷間を埋めつくすように咲いているのだが、まばらであった。とりあえず花の写真をとってから、登りに専念することにした。
 木立に囲まれて、木漏れ日が差し込む道であるが、蒸し暑さはそうとうなものであった。ズボンからザックまでずぶぬれになった。暑さ訓練と思って頑張ることになった。
 角田山の山頂は、広場周辺の木陰で休むものがちらほらいるくらいで、空いた状態であった。
 キツネノカミソリの写真を取りながら山を下ったが、今回は時期が外れてしまった。

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