袴腰山

袴腰山


【日時】 2009年5月28日(水) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 下田周辺 【山名・よみ・標高・三角点・県名】
袴腰山・はかまごしやま・526.1m・三等三角点・新潟県
【コース】 高城より最明寺へ
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/加茂/森町、粟ヶ岳
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:20 新潟=(北陸自動車道、三条燕IC、 R.289、森町 経由)=9:15 駐車場所―9:40 高城登山口―10:56 高城―11:28 袴腰山〜11:44 発―12:20 追分の松―12:39 最明寺―12:51 駐車場所=(往路を戻る)=15:30 新潟
 袴腰山は、粟ヶ岳から東に延びる尾根の末端部に位置する山である。袴腰山への登山道は、長禅寺からと八木鼻からのコースが主に利用されている。特に長禅寺から高城を経由する登山道は「ひめさゆりの小径」として、5月中旬から下旬にかけては、地元開催の祭りも行われ、ヒメサユリ見物のハイカーで賑わう。

 平日であったが時間ができたので、ヒメサユリ見物のために、袴腰山へ出かけた。ヒメサユリ祭り期間とあって、少し離れたところに駐車場が設けられているが、田圃の狭い畦道で、車を止めづらい。シャトルバスも出ているが、バスを待つのも面倒である。袴腰山から八木鼻方面に下山し、その途中から最明寺コースに進めば、車道歩きも短縮できる。両登山口の距離は1800mほどで、駐車場は400mほど最明寺よりの中間部にある。
 高城入口から駐車場付近までの路肩スペースには駐車禁止の三角コーンが置かれていたが、中間部付近になれば、車を停めることのできるスペースがあった。
 車道を戻って高城登山口に向かった。祭り期間とあって、200円の協力費が必要になる。逆コースで歩けば、料金を払わないで通過できるが、それもセコイ感じがする。
 登山道に進むと、登山道の両脇がヒメサユリの花で囲まれる状態になった。満開の状態であった。これまでのうちでも、一番の花盛であった。写真撮影に専念して、少し歩いては立ち止まる状態になった。登山者や見物客もそれなりにいたが、写真撮影のために立ち止まるのに問題はない状態であった。
 ヒメサユリの花は、色に変化はあるものの、全般的に薄ピンクのものが多かった。白花も見つけることはできたが、薄ピンクの中のために、あまり目立たない状態であった。
 見物客は、ひと登りした見晴らしまで、ハイカーも高城までの者が多かった。
 高城をすぎてもヒメサユリは、結構見られた。ピークを乗り越えていく急坂が続くが、気温も高くなっており、汗がしたたり落ちる状態になった。
 袴腰山の山頂は、ヤマツツジのオレンジ色の花で飾られていた。この日は、アルコールフリービールを持ってきていた。喉越しはビールに似てはいるが、飲んだ後の、体のホテリが無いのが違う点であった。この暑い日では、アルコールフリービールでも、飲まないよりはましということになる。
 下山は、八木鼻コースに進んだ。このコースもヒメサユリの花が咲いており、高城のヒメサユリの遊歩道がなければ、花に満足できるコースである。昼になって気温はますます高くなっていたが、この暑い中を登ってくる登山者にもすれ違った。
 追分の松からのコースは、歩くものは少ないようだが、しっかり整備されている。下りを続け、沢沿いの道になると、田圃脇にでる。ここには小さな標識が立てられている。
 後は、車に戻るための車道歩きであるが、時間はそれほどかからなかった。

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