弥彦山

弥彦山


【日時】 2009年3月29日(日) 日帰り
【メンバー】 7名グループ
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【コース】 田ノ浦より周回
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【ガイド】 なし

【時間記録】 7:00 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、R.402、田の浦 経由)=8:30 ゲート〜8:58 ―11:19 多宝山〜11:41 発―12:26 多宝山―13:33 ゲート―14:34 ゲート=(往路を戻る)=18:00 新潟
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院の置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 いつも雪山や藪山を一緒に歩いている宇都宮グループが、雪割草見物にやってくることになった。今年は、暖冬によって、雪割草の盛りが一週間前に過ぎてしまった。少しでも花が残っている可能性の高いコースとして、田ノ浦からの周回コースを案内することになった。ところが、直前の寒波で、弥彦山の麓まで積雪が見られるような状態になってしまった。しかも当日は、曇り空の肌寒い日で、一気に雪が融けるという状態でもなかった。 田ノ浦の駐車場に少し早く到着して、林道に進む車を見ていたが、登山者は少なく、駐車場も空いているようであった。見上げる弥彦山の山頂も真っ白になっていた。宇都宮グループと合流してから、林道奥のゲート前の駐車場に進んだ。
 歩き始めると、さっそくカタクリの花が現れたが、雪の上に咲いている姿は、珍しい眺めであった。満開のカタクリの花は、お馴染みであるので、雪の中に咲く花が、今回のテーマになった。途中、コシノコバイモや雪割草が雪の中に咲く眺めも楽しむことができ、楽しんでもらうことはできた。
 弥彦山スカイラインに出てからは、弥彦山の山頂に登り、次いで多宝山にも足を延ばしてからいつものコースを下った。
 雨や雪の中でも春の花をそれなりに楽しめるので、山には、まず出かけることが必要である。

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